茫茫漫遊記 世界一まわり編(1)
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6月16日 ご存じ・メトロポリタンミュージアム

アイルランドからロンドンに来て一泊。ロンドンでは中華料理店で、久しぶりに何となく 懐かしい料理をたべました。
それだけでロンドンは素通りでした。
    

アメリカに着いたのは、金曜日の夕方でした。 午後5時、とまっているホテルにやって来た息子と夕食に出かけました。

五番街の灯りを見ながらの 食事でしたが、時差が影響して食欲は不振でした。珍しいことです。

土曜日の朝、セントラルパークに沿う道を 通ってここに来ました。開館少し前の時間なので、人影はまだ少なく、こんな写真を撮ることが出来ました。

ここはもう皆さんご存じの場所でしょうから、殊更な解説はしません。

息子が迎えにくることに なっているので、それまでの時間、私たちはこの広大な美術館の中をウロウロとまわりました。

勿論、ちらりと一部だけです。午後には、このミュージアムは、大変な混雑になっていて、口がわからなくなって困りました。


6月17日 ロックフェラーセンター

以前に来たときは万国旗だったと思いますが、今回は星条旗だけでした。
2001/9/11以降の変化だと想像されます。



この國では、あれ以来、各所に星条旗の掲揚が 見られるようになったと言います。

グラウンドゼロを見に行きたいと、思いましたが、止めた方がいい、 いまは工事現場だからそれに警戒もきびしいよ、と言われて、その言葉に従い、のんびり することにしました。

ロックフェラーセンターのオープンカフェで、軽いサンドイッチとコーラのおやつを 食べてから、ホテルで一休み。今夜は、きちんとした日本食を食べるように 設定してあります。船を下りてから初めての日本食です。

考えて見ますと、私はこの旅行中、かなり食べ物に 執着して過ごしたみたいです。

でも体重は減りも増えもしませんでした。


6月18日 セントラルパーク観光馬車

フリックコレクションが素晴らしいよと言うので、
訪れて見ましたら午後一時からの 開館でした。





時間つぶしに、セントラルパークの観光馬車に乗る事にしました。約20分乗って40ドル。

セントラルパークの西側をポコポコ歩くだけでつまらないものでした。

馬はアーミッシュ(フィラデルフィア 近くで暮らす非文明宗教団体。電気ガスなどの使用を拒否して素朴な暮らしをしている)の馬と、 アイルランドの馬との混合種だと言い、あまり大型ではありません。

セントラルパークの 氷河が削り取り、 残された大きな岩を彼方此方に見たり、冬はスケートリンクになる窪地、遊園地や動物園の入り口を 見てまわるだけで、この観光馬車は本当に大したことはありません。

御者は一生懸命に客引きをして、 とても愛想がよく、写真を撮ると言ったら首を傾げて格好をつくって見せました。


  休日の国連本部







何もかも休日の状態しか見られないのでした。

それもまた、のんびりして良いところもありますけれど、この国連の休日はどうでしょうか。

フラッグポールには一枚もはためくものは見られません。面白い風景と言えば言えるでしょうか・・・・。

戦争も紛争もなくて、このように穏やかならばなんの問題もありませんでしょうが・・・。

内部の見学はいつもの通りに行われますが、見学者はほとんどいない状態です。

荷物を預けて入りますと、 建物の中はがらんとしていて、平和で静かな場所と言う感じがしました。

今の世界情勢を考えると、 そんな事は言ってはおられませんけれど・・・・。

地下の土産物売り場が二つばかりと、国連郵便局だけが 開いていました。私宛の手紙を書いて、ここでだけしか通用しない切手を貼って投函しました。

そのあとフリックコレクションに行きました。 ここでは、あまり日本人と会いません。でもお薦めの場所です。

一階だけの展示ですけれど、 宮殿の様な鋼鉄王フリックの大邸宅。そこにマッチした調度と、素晴らしい絵画。いらっしゃった方も 居られるでしょうが、これからいらっしゃるお方は、是非お立ち寄りになられることをお薦めします。写真は撮れません。 


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