このページはデジカメ使用が出来なかった頃のものです。
主人のリタイヤの記念に、初めてのクルーズに参加しての3ヶ月でした。
記録として残して置くためにここに載せました。
お見苦しい所はご容赦下さい。

茫茫漫遊記 初めての世界一周編


ホンコン
シンガポール
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3月3日 出港してホンコンへ



 
出港は午後二時。横浜消防庁の音楽隊が蛍の光を演奏して別れを惜しみます。五色のテープを投げるのはなかなかうまく行かないと言うことがわかりました。消防船も待機していて水を大きく噴き上げて、別れの挨拶をしてくれます。

狭い浦賀水道をでると、もう殆ど何もない海です。部屋に届いていた三ヶ月の荷物の整理をして、少し船の中を探訪するともう夕食です。
洋食ディナー形式。ハウスキーパーはフィリピン人のジョ。一歳半の子供を置いて八ヶ月の契約だそうです。
神戸の港でも乗船者がいて、ここでも出発セレモニーがありました。








海また海をゆらゆらと・・・・・。ホンコンに着く頃になって漸く船ののんびり生活が心地よく感じられます。
最高齢が86歳、最年少が31歳の乗船者はみなユニークな人ばかりです。社交的な人、人嫌いの人、オシャベリ、無口etc・・・。私はどのグループでしょうか?

ホンコンは雨風模様ですので、がっかりです。
ホンコンで一番高いビクトリア・ピークへ登る。視界ゼロ。風にさらされただけです。ただここに登るケーブルカー(ピークトラム)は面白かったですよ。
満金油で財をなした、胡文虎のタイガーパームガーデンで、そのどぎつい過剰装飾に老眼の目を丸くして、昔の映画「慕情」の舞台となったレパルス・ベイへ。ここは映画の印象とは全く違うところでしたが、大きな合歓の古木が枝を広げていて、これは当時からあったのだろうと思って手を触れて見てきました。


3月12日 シンガポールです




海また海をまた過ぎて今度はシンガポールです。以前に来たときのマーライオンではなくて、セントーサ島の大きなマーライオンになっていました。セントーサ島とシンガポール島の間はケーブルカーで渡ります。眼下に飛鳥とスーパースター・レオという客船が並んで見えたのですが、丁度スコールの真っ最中でアウト!歴史博物館でここの歴史(即ち日本の恥部)を見てから植物園へ行きました。沢山の美しい蘭の花を見て回り溜息がでます。
雨が上がるとすぐ熱帯の気候を思い知らされます。
夜は船の上を灯して渡るケーブルカー、モノレールが電飾して動くのを見、電飾されたマーライオンを厭かずに眺めて真夜中出港しました。

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