ホンコン
|
モルジブ
|
インド | U A E | ヨルダン | エジプト | イスラエル | トルコ | ギリシャ | イタリー |
スペイン | ジブラルタル | U S A | メキシコ | パナマ | U S A |
5月3日 | ニューヨークからナイヤガラへ |
自由の女神を見ながらハドソン川を遡り、ニューヨークに 着く。世界貿易センターのツインビルが目立つ。 ニュージャージー州のニュー・ワーク空港からバッファロー空港へ。ナイアガラ橋を渡るとカナダ。 霧の乙女号に乗る。以前に来たときはガバガバのゴム合羽だったが今は使い捨てのビニール製になっていました。乗船場への小さなケーブルカーは廃線になり、大きなエレベーターでした。大河が突如断層で落ち込むのは日本の瀧の観念からはかけ離れています。神の力と言うよりも神の遊びのような感じがします。 いつもならば寒くて芽吹きの頃なのだそうですが、連翹、木蓮、桜、李などの花が見頃。チューリップも盛りです。 テーブルロックの滝壺に虹がかかりました。 夜になってライトアップされた瀧がホテルの部屋から見え窓を開けると瀧の音が聞こえました。 朝食後、ナイヤガラ・オン・ザ・レークと言う町を訪ねます。途中ボタニカルスクールの花時計を見ます。この園芸学校は歴史が古く、英国王室のガーデニングに携わる人が多いと聞きました。果樹園がはるばるとつづき、花盛りでした。ナイヤガラ川に沿った道は新緑が眩しい季節で、川が渦を巻いて方向を変えているところでは鮭を釣る人もいて、ドライバーも鮭釣りをするのか、ここの鮭は大きいんですなどと自慢げに話をしてくれました。 芝生の美しいオンタリオ湖の岸辺の町です。遠く霞んで対岸にトロント市のビルが浮かんで見えました。 |
暢気な消防車 | |
ナイヤガラ・オン・ザ・レークの町の郊外のレストランで昼食をしていると、突如火災警報が鳴り出して客はみんな外にだされました。予定通りにならないと帰りの飛行機に乗り遅れます。お昼抜きになってしまうかと心配してたっていても、消防車はゆっくりと到着して、にこにこと降り立ってきたのが消防士。消防車がちらりと見まわって帰ると、テーブルに戻って食事です。何だかいろいろ食べたのですが、記憶に残りませんでした。楽しい体験と言うわけにはいきませんが、滅多なことで逢えない体験をしました。 ニューヨークへ帰って乗船して、夜出港です。ニューヨークの夜景を見ながらの船出は、例えようもない素晴らしいものでした。感動に酔って時間が過ぎました。 |
マイアミのお洒落な色 | |
ニューヨークから二日の船旅。すっかりあたたかくなりました。フロリダ州です。カリブ海クルーズの絶好のシーズンでクルーズ船が沢山入っていました。マイアミビーチの砂は細かく白くさらさらと心地よいものでした。街はパステルカラーのお洒落な建物が並びます。夫はモールの床屋に入りました。床屋とは言わず「ヘヤースタイリスト」と言うんですね。ローマで散髪して以来ですからかなりのびていました。 日本語は勿論通じません。それにバーバーではないから、カミソリは使いません。ヘヤースタイリストと言う言葉通りの散髪でした。 港からモールまでの間、跳ね橋があってしばらく待たされました。車より先に船があったということでしょう。かなりの時間をのんびりと車は列を作って待っていました。 |
ヘミングウェイの家 | |
マイアミからキー(砂州)ウエストの港へ移動。フロリダの陸地にそう砂州の一つがここです。まず、ヘミングウエイが11年間妻子と共に暮らしたという家を訪ねました。さわやかに風が通り抜ける造りです。眼下にプールを望む簡潔な書斎。タイプライターの古く小さかったこと。飾られた写真。感慨深く見てまわりました。 庭には、ハイビスカス、ブーゲンビリアなどの赤い花にまじって、サクランボが赤く実っていました。猫好きのヘミングウエイが飼っていた猫の末裔がぞろぞろといてその中に前足の指が6本ある奇形がいました。聞けば多くの近親交配の結果だとかで、それはかなりの数いるそうでした。男子トイレを横倒しにした猫の水飲み場。財布の底をはたいてプールを造ったことを示してプールの傍に埋めてある1セント硬貨などno ジョークも楽しく見てまわりました。 |
セブン哩ブリッジからみる長い桟橋 | |
カナダまで通じるアメリカの国道1号線はキーウエストからはじまります。キーウエストからマイアミ空港まで、車でセブンマイルブリッジを通ります。この辺りには水上を生活の場として優雅に暮らしている人々もいます。途中ホリディアイランドで一休み、人魚に会いました。ビーチには様々なスタイルで楽しむ人々でイッパイです。この国道にそっているのが昔の鉄道線路。今はフィッシングのために使われている長い桟橋になっています。 風を楽しむように飛び回る種々の鳥がいて目を楽しませます。魚釣りの桟橋にはブラウンペリカンが釣り上がる魚を横取りしようとして、じっと待ちかまえています。成功するかどうかはわかりませんが、面白いですね。 マイアミ空港で出国審査を受けてメキシコのカンクーン空港へと向かいます。 |