マドリッド・ トレド |
コルドバ |
セビリア | グラナダ |
タラコナ | バルセロナ |
今朝になってから寝ましたのと、時差の乱した感覚もあります。でも強行軍の旅程です。7時半の ウェイクアップコールで朝食をとり、9時に出発して、世界遺産のトレドへ向かいます。バスは大きくて快適です。道路も完全に整備されていて、寝不足の躰もシャンとしました。世界遺産になっている街の中は、全て徒歩での観光になりますので、最初に蛇行するテージョ河に囲まれたトレドの街が美しく望める岡に発って、写真を撮りました。カテドラルとアルカスル(王城)などが、昔日の栄華を偲ばせます 今は完全にキリスト教の街ですが、イスラムの支配した時代が700年以上ありました。トレドがレコンキスタによりキリスト教国として復活したのは意外に早く1085年のことだそうです。
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宗教画i家である エルグレコ(16世紀)が活躍したのはここで、13世紀建立の大聖堂(基本的にはゴシック様式)の大聖具室には彼の作品である聖人達の絵が特に展示されているところがあります。 エル・グレコの本名は「ドメニコス・テオドコロプス」です。署名してある作品にはそのようにありますけれど、エルグレコ(ギリシャ人)として知られているのはご承知のとおりです。 外人の名前は解りやすい方が忘れないですね。それに舌を噛みそうになります。 宝物庫には聖体顕示台や、フラ・アンジェリコ作と伝えられる木の十字架があります。 彼の代表作の「オルガス伯の埋葬」だけは サン・トトメ聖堂の一室に特にかざられていました。宗教的なドラマを一枚の絵となして素晴らしく、年月を感じさせない迫力があります。聖堂内もグレコの絵も写真撮影は駄目! ガイドブックの日本語版を一冊買いました。 |
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