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ポインターを載せて下さい
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目覚まし時計に従って起きると、船は海峡を航行中で、ゆっくりゆっくり航行しているようだ。
狭い海峡なので通峡は難しく、航海士も緊張する
ところなのだと聞く。
昼だったらここに来る前に、平安時代の末期に、二位尼が宝剣と神璽を持って入水、按察の局が安徳天皇を抱いて入水したとされる壇ノ浦(現在の山口県下関市)だとか、講談などで有名な「佐々木小次郎と宮本武蔵が闘った巌流島などを、もしかして見られるのではないかと期待していたのであるが、真夜中の二時半通峡ではどうにもならない。
日本海に出る。2時50分。海は静か。 その後五時すぎまで寝た。萩市沖を航行中。 一日中航海の予定。午前中何もできない。
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昼食は醤油ラーメンとアイスクリーム。フィリ ピン人たちとタガログ語カタコトで話し合う。
3時頃になるとから、雨降りだし、海面朦朧。
3時半頃出雲日御碕が霧に曇りながら 見えたが、はっきりしない厚い曇
白い灯台らしきものが見えたので写して置く。
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今晩のドレスコードはフォーマル。一日中船だったので、日記を書く。
しまい込んできたドレスにちょっとアイロンを当てて着ることにした。
時間に少し遅れたので、いつものグループとははなれて、九十六才のお母さんと
一緒に乗っていると言う二人の娘さん達と同席して、話が弾む。
双葉山、羽黒山、男女ノ川、玉錦、照國など相撲の話で楽しんだ。
今の若い人たちは誰も知らない四股名だと思う。
特に私は同郷の照國が綺麗な相撲だったと言う話を聞いて嬉しかった。
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