茫茫漫遊記 バルカン半島西部編
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クニンの町はセルビア人の拠点となった所とだそうで、襲撃戦が行われ、難民として逃れだしたセルビア人が 多く、内戦後十二年の今も銃撃の跡の残る廃墟が見られ、新しい墓が数多く立つ墓地が見られました。 プレトヴィッチェ自然公園も内戦のために危機遺産となったことがあるそうです。日本は平和ですね。 |
これは 中の湖です。 |
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ガイドが「熊が出ても心配はいりません。ここの熊はベジタリアンですから」と冗談を言いましたが、熊がでてくるような気配のところはありませんでした。 観光客が多いですから、熊の方で逃げているのでしょう。 入り口から、2両または3両連結の電気自動車で遊歩道の入り口まで移動します。沢山の観光客がいて、ぞろぞろと並んで歩きます。 年間の観光客が100万人とか言っていましたが、長い長い木の橋がかかっている湖に周囲の木々が映っています。 湖の色は翡翠色でもあり、エメラルドグリーンとも言えますが、澄み通っています。周囲の木々はかすかに色づいていて、秋の到来を思わせます。 この木の橋は幅がそんなに広くありません。対面交通で、手すりもありませんから、足を踏み外したら怖いななどとおもいました。橋の下を勢いよく水が流れているところもありました。 瀧の音があちこちでします。振り返っては仰ぎ見て歩きます。 中の湖をボートで渡ります。沢山のお魚が悠然と泳いでいます。長閑な動きです。 |
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湖は階段状になって生成されています瀧の数は92だといいましたが、一カ所に幾筋が流れている瀧を一つと考える訳ですから、92どころではないと思います。 石灰岩を自然に溶かしながらながれる水は、周囲の倒木などに石灰分を析出しては付着してゆきます。水底にそんな倒木が白くなって見えています。 そしてお魚の数の多かったことには驚きます。 冬には凍り、春には雪消の水で水量が増して、今歩いている道がすっかり水の中ということにもあるんだそうです。 呑むことが出来ますと言いましたが、硬度が高いと思います。 ナイヤガラなどのとどろく大滝はありませんが、とても日本的な感じの風景のなか、心穏やかに遊歩道を歩きました。 |
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