茫茫漫遊記 オセアニア編3
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2月14日 野鳥


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今日はダン・レノンの山の中に入りこんな可愛い野鳥たちに餌付けをしました。私はえんじ色のサマーセーターで、手だけ出ています。ホントにコリャデブダネー。
それでも私はこの国では標準よりもデブではありませんでした。と、思っています。

さて、この国では殆どがユーカリの木ばかり生えています。500種類もあるんだそうです。コアラはそのうちたった10種類くらいのユーカリしか食べないんですってよ。ゼイタクですね!ユーカリにはシネオイル{(死ね・老いる)ではありません・念のため}と言う油分が含まれていて、夏になって乾燥すると自然発火をしたりして、大火事になることが多いんだそうです。

小鳥たちに餌付けをする場所があり、ここにいろんな野鳥が集まって来ています。インコが主みたいですが、このほかにも集まっていました。掌から餌を食べられるとちょっとくすぐったい感じがします。まわりには大木のユーカリが林をなしていました。今年は雨が多くて火事が少ないそうです。


パッフィン・ビリー号









ダン・レノンの山の奥の方の開拓の為に作られたこのレールウエイでしたが、使われなくなって、しばらく放置されていました。それを観光のための列車として再び動かしたのがこの可愛い列車です。

子供たちが沢山、こんな風に窓に腰をかけても叱られることなく、山の中をゆっくり進みます一つの車両は20人ぐらいで満員です。

いつもは蒸気機関車でキシャポッポなのですが、今は夏で乾燥している関係でディーゼル機関車が曳いていました。

発車の合図はベルでなくて、昔の学校の授業開始を告げるときに小使いさんが鳴らした金属製のハンドベルをカランカランと鳴らして行きます。

渡るのは鉄橋ではなく木橋です。このときうっかりしてデジカメの撮影設定を間違えてしまい、きれいな写真が撮れませんでした。画素不足です。

帰ってきてから気がついても「とき既に遅し」でした。私も子供になった気分で、窓から乗り出して写真を撮って貰いましたけれども、とても見せられたものではありませんでした。当然ヨ!とお顔を顰めておっしゃる皆様が目に浮かびます。

山の中を走る狭い線路のまわりは、緑の林や、沢山の草花が咲いていて遠足気分で本当に楽しかったですよ。ここでクチブエ・・・・。


イーリングでの昼食





ここに白ワインのグラスを出して見せるべきでしょうが、あまりの目の毒でしょうから、お料理だけさっぱりとお見せします。デザートは梨のワイン煮です。イーリングワイン工場での昼食でした。ひろびろとした農園はブドウ畑です。ブドウ畑の畝の横には、必ず薔薇の木が植えてあります。薔薇の色で、葡萄の種類を知ることが出来ると言う便利もありますが、薔薇は虫や病気に弱いので葡萄の木の管理の為に便利なのです。薔薇と葡萄とワイン。なんてロマンチックでしょうか。白ワイン・赤ワイン・年代別に、いろんな醸成のものを試飲致しました。試飲して解ったことは、私は白ワインが好きと言うことだけでした。あわれなものです。


クイーンエリザベス2世号





メルボルンの港で、丁度反対側の埠頭にクイーンエリザベス二世号が停泊しました。流石に大きくて、私のカメラでは半分しか写せませんでした。憧れの名船ですけれど、かなりのご老体です。何よりも救命ボートが旧式の屋根の無いタイプでした。屋根があって機動的なのが安心でしょうが、こうして船側にかかっているのを見ると、屋根のない方がムードがありますね。滅多なことで事故は起きないでしょうから、ムード優先です。レストランを遠くのぞき見る事が出来ました。夜遅くまで、沢山の乗客が盛装して食事をとっている様子がうかがい見られました。(何とマナーの悪い私でしょう!) 次の日の朝早くお別れの汽笛を長く鳴らして出航してゆきました。そこでやっと全形を撮すことが出来ました。本当に大きいですね。これよりも大きい船が幾つもありますけれども、私の憧れはやはりこの船です。乗船経験のおありの方のお話を聞きたいと思っています。


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