茫茫漫遊記 オセアニア編1
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2月6日 オセアニアの一部でうろうろ





南半球にまだ行ったことがないからと言うのが今回の旅行の動機。日本だって知らないことばかりなのに何故か知りません。成田からカンタス航空でケアンズの飛行場に降りて、ここから船に乗ります。歓迎の大雨です。誰の心がけが悪かったのか?少なくとも私ではないと確信を持っています。飛行場から港まで20分ぐらい。風と雨はいよいよひどくて、船は港に入れない状態。どうなることかと心配しながら雨の町を眺めていました。一時間遅れで入港した船に乗り込むと、乗客は昨晩のかなりの揺れに辟易した顔でした。港の水は昨日からの雨に泥流となって流れこんだ川水ですっかり濁っています。いつもは水の澄んでいる港です。ここはグレートバリアリーフの始まる辺りなのです。さて、グレートバリアリーフはオーストラリア観光に目玉!ですが、大型クルーズ船は珊瑚礁に傷をつけないように少し離れた所を水先案内人の言うままに、水の美しさだけを鑑賞して進みます。ヨットか小型船でないと珊瑚海の美しい水底は見られません。 私の乗った船ではありませんが、キャプテン・クックという名前のクルーズ船が停泊中でした。








港から出ると水の美しさはたとえようもありません。昨日の雨もすっかりあがっています。やはり私は心がけがいいのでしょう。でも水の色を鑑賞するだけではつまらない。皆様はブリスベーンにステイして、物好きな若い男の子とヨットで出かけるのがいいでしょう。珊瑚海でスキューバ・ダイビングと洒落込むなどと言うのはどうですか?海の色は南国の色。丁度夏の終わりになっていて、海風は心地よい。上の写真は、帰国のときに飛行機の中からグレートバリアリーフの一部を撮したものです。息をのむ美しさでした。そこで考えました。すきゅーばダイビングは年齢から考えて無理ですから、セスナを借り切ってフライトと言うのが、ここでの最もよい計画であろうと・・・・。食べ物は勿論ロブスター・牡蠣・ホタテ貝・ムール貝の食べ放題です。こんな事を夢に見るだけの価値がありそうです。特にここは珊瑚海・竜宮城がありそうですとなればなんだか夢をみているような感じです。今日は 海だけでーす。


ビックリ食べ物





雨のケアンズで、船の入港を待っている間にとった朝食です。 スペイン風オムレツと言うのをオーダーしたら、こんな大きなフ ライパンにタップリのお料理。卵は勿論ですが、サラミソーセー ジにマッシュしたポテトにほうれん草?みたいなのが、この様 なフライパンにドデーンと運ばれて来ました。切り分けてお皿 にとるのかと思ったら、皿の上のナプキンに載せてナイフとフォ ークをそばに置いてゆきました。豪快と言うか、何というか! 全部は食べ切れませんでした。残った分をお見せします。オー ストラリアの XXXX ビール。これはシドニーのビール。メルボ ルンの人はシドニーの人はビールと言う字が書けないからこ んな名前にしたんだとか言って嘲笑ったとか。オーストラリア・ シドニーが流刑の場所であった時代の話です。いろんなビー ルがありました。私のオーストラリアの友達は、このXXXX ビ ールは好みでないと言いました。味のわからない私です。何を 飲んでもビールはビールの味がすると言うことで、満足しました。


アボリジニー



アボリジニーの悲劇と言うことになります。このグループはアボ リジニーの伝統的な宗教儀式やダンスを見せてくれました。時 にはカンガルーになったり、蛇になったりして、奇妙な声をあげ 、不思議な音を出す楽器を吹奏してくれました。身体には昔は 入れ墨をしていたのでしょうが、今は絵の具で描いています。 アボリジニーはもともとはミクロネシアの民族で、最初にオース トラリアに住み着いた人たちですが、イギリスを始め西欧諸国 の移民によって、免疫を持たない伝染病を貰ったりして数がへ り、いまでは混血も進んで、純粋なアボリジニーとされる人はも ういないとのことです。でもこの国の成立の複雑さによって、 未だにアボリジニーはその権利をめぐって時折紛争もあるそう です。そういえばオリンピックでも、アボリジニーの旗を振った 女子選手などを見た記憶がありますね。


2月10日 オペラハウス





シドニーと言えば、何と言ってもこのオペラハウス。帆船の形をイメージしたと言うのですが、その屋根の独特の形状はたとえようもありません。どの方向から見ても面白い。絵はがきにはない方向から一枚お見せします。本当は海の方から見えるこちらが正面としてデザインされたと言う話でしたが、こちらには入口がありません。丁度反対側から入ります。階段は緩やかで、老人でも子供でもらくらく登れて、感動でした。音楽会だけでなく、お芝居もオペラも開催されるホールがいくつかあり、レストラン、売店なども充実。いつの日かここで・・・。と、また夢を見ています。


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