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夜の間に九州へ北上し、今日は錦江湾を
周遊する。錦江湾に入ると波静か。
深く入り込むと桜島山が目前に現れる。
「煙は薄し桜島山」である。
と、思っていたら、なんと頂上からモクモクと
黒い噴煙があがるのが見えた。
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今も活発な火山活動をしているのだ
ということを眼にした訳である。
以前に来たときには鹿児島の町に
黒い火山灰がたまっているのを見たことを
思い出した。
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船はゆっくりと回遊して薩摩半島の南端に位置する
開聞岳を見ながら外海に進む
。開聞岳は調った形をしていて
今は活動はしていないので穏やか。
明日朝は神戸港に入る。
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夜の間に北上。真っ直ぐに神戸港に入った。神戸着。十一時。殆どの乗客は下船して、東京まで乗船する客は五十人くらいになったらしい。
スーツケースの宅配を依頼するバッゲージをレセプションより貰って用意をする。船室の前に出しておけば運んでくれるから、簡単である。
昼過ぎに出港。船はかなりの揺れで、レセプションからトラベルミンを貰って飲む。今回のクルーズで初めての揺れであった。
夕食はルームサービスを依頼した。テーブルまで持ち込んでくれて快適なディナーではあったが、トラベルミンの所為ですっかり眠くなり食事の途中からダウンして前後不覚。ねむってしまった。
若いだけあって従妹がすっかり後片付けをしてくれたが、それも記憶になかったことに、朝起きて気がつき愕然とする。
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朝食を簡単にすませている間に、船は朝靄の
かかったレインボーブリッジが見えた。
小雨が降っていて、思ったよりも肌寒い。 レインボーブリッジをを潜り
東京港に入り、十一時三十分定刻に
晴海埠頭に入港。
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スタッフの見送りを受けて、下船。
東京駅で従妹と別れて帰宅。
旅は無事に終わった。
いろいろと思うことが多い旅であった。
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