茫茫漫遊記 極北・アイスランド編

デンマーク
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アイスランド
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7月27日 コペンハーゲン空港



白夜体験をしたいと思ってノルドカップへ行くクルーズへ途中乗船を問い合わせましたところ、すでに満杯で、途中乗船は不可能と断られました。仕方がないから以前から行きたいと思っていたアイスランドへ行って見ましょうと言うのが,今回の旅行になったのです。

アイスランドへ行くには、ヒースロー乗り換えが一番早いと思っていましたが、ヒースローがあまりに大きすぎて乗り換えが面倒だという理由で、アムステルダムからコペンハーゲンへ、そこで一泊してからの移動となりました。たしかに私たち老人にとって、大きすぎる空港の移動は大変ですから、納得しました。

コペンハーゲン空港では二人の人形が私たちをまっていました。流石デザインの国です。

チボリ公園



ホテルがチボリ公園のすぐ近くです。この前に来たときは時間がなくてこの遊園地には入らずしまいでしたが、今回は見られると子供のように意気込んでいました。さて、大変な人です。私たちが入ったのは午後8時ちかくなってからですが、大人も子供も賑やかに歩きまわっています。
チボリ公園は言ってみればディズニーランドの先駆けのような所と表現できるでしょうね。昼の長い(夜のほとんどない)この季節には何と24時まで開園しています。
それにしてもこんなに遅い時間にでも、子供達がキャアキャア騒ぎまわっていて、良いのだろうかと思うのは日本人の感覚なのでしょうね。野外音楽堂では盛んに演奏が続けられており、劇場のような所では「10時開演」と言う立て看板が立っています。これは大人向けの、音楽会やお芝居みたいです。
そしてジェットコースターの類、幼い子にはメリーゴーランドが、アベック達は手をつないで、恐怖の乗り物を体験しようと行列をつくっています。

チボリ公園




そして静かな庭園もあります。白鳥たちの遊ぶ池のまわりには、ベンチがしつらえてあって、かなりの老人たちも、二人づれでにこにことなにやら語り合っています。

10時近くなってもまだまだ明るくて、何回も今何時かしらと時計を見ます。
ライトアップされはじめましたが、本当にその効果が出てくるには、まだまだと言う感じです。
老人二人は時差もあるからでしょう。それに夕食をとっていませんから、まずはホテルに帰り、この国の名物料理?地方の特色のある料理をだすレストランを紹介してもらい(言葉が不十分で苦労しました)出かけることにしました。それももう10時前のことです。

スモーブロー体験




「そんなに遠くないから歩いて行けますよ」とはコンシェルジェの言葉でしたが、知らない土地での道は迷いますね。かなりの距離を歩いてから、タクシーを拾いました。
庶民的な店で、グループで食事をしている(飲んでいる)人がいて、訝しそうに見つめられました。
スモーブローと言うんですね。写真を撮ったのではちょっと解りにくいですけれど、(食べかけでもありますし・・・)要するに、オープンサンドみたいなもの。鰊のマリネがこの国では最も一般的な魚の食べ方ですが、それをケパだとかオニオンスライス、レタスなんかと一緒に黒パンに載せてたべました。日本ならばおにぎり感覚かなと私は考えました。まぁ、これで一日の終わりです。今度ははじめからタクシーを呼んでもらい、ホテルへ帰りました。11時過ぎです。チボリ公園もライトアップがはっきりと夜目に際だっていました。
花火がドーンとあがって、24時なのでしょうか。静かになりました。

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