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スイス4
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8月24日 | スネガ展望台からの眺望 |
ツェルマットからスネガエクスプレスで2293bのスネガ展望台へ一気にのぼりました。今日の晴天は例えようもなく、言葉はありません。 |
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マッターホルン・朝 | |
ホテルのベランダに坐って明けてゆくマッターホルンを見ている私をご想像ください。もしかして、何も想像しない方 が良いと思っていらっしゃるかしら? それでもいいです。今朝はこの時間を過ごした後ゴルナグラード展望台に登山電車でのぼります。下山途中を一時間半ばかり歩くことになっています。この山の登山はツェルマットからが普通ですが、この町はガソリン自動車は一切乗り入れ禁止。一つ前の駅でバスを降りて、列車で入ります。全部が歩行者ばかり・・・・。観光客がイッパイです。こんなに美しい山ですもの当然です。時折馬車と、ホテルの送迎の電気自動車が通ります。タクシーもありますが、必要のないくらい小さな町でした。この写真は朝ですが、夕方は峡谷にこだまする教会鐘に感傷を誘われます。ホテルのベランダに暮れてゆく山を見ながら坐ります。朝夕は涼しすぎる位でした。 |
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山岳ホテル | |
マッターホルンを初めとして周辺の連山が360度のパノラマで展望できるところ標高・3089bのゴルナグラード展望台です。スイスはスキーのメッカこんな高い所にも山岳ホテルがあります。そしてその隣には小さな教会もありました。ここの売店でパノラマ写真を買いました。クレジットカードが使えました。良い記念になりました。ゴルナグラードの駅の前の一寸した広場では、セントバーナード犬と一緒に写真を撮ってくれる写真屋さんがいました。遭難者の気付けの為に飲ませるブランデーの入った樽をかけています。今は活躍の場があまりなくなってしまったのですが、このようにして記念写真のモデルになっています。穏やかな顔をしています。今日も素晴らしい好天で、眩しい日光です。 3000b以上もあると、やはり行動に制限が加わります。高山病にはなりませんでしたが、行動がどうしてものろのろとなってしまいます。老人の所為かしらと少しがっかりしましたがそうじゃないそうです。アンシンしました。暖かくて気持ちも晴れ晴れしました。花の名は難しくて分かりませんが、歩きながら見つけたアルプスの花をひとつ挿入します。 |
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逆さマッターホルン | |
ローデンボーデンと言うところからリッフェルベルグまでハイキング。下山の途中こんなに素晴らしい写真がとれました。滅多にないことだと言います。リッフェルゼーと言うこの小さな湖には小さなお魚・うぐいの一種だそうです・がいました。ここに閉じこめられたままの命なので、成長は余りしないとのことでした。写真でこの美しさですから、本物はもっと素晴らしい。私は大きく息を吸いました。 |
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マーク・トウェーンも滞在したホテル | |
トム・ソーヤーの冒険。王子と乞食などを書いたアメリカの作家。そんなことはとっくにご存じでしょうけれど・・・。明るく米国的作家と思われている彼も、晩年70才くらいになってから、「人間とは何か」と言うやや陰鬱なエッセーを書いたそうです。私は読んでいませんけれど。空気の澄んだところだと写真でもわかるでしょう?このホテルも心地よさそうでした。私たちは短い下り道のハイキングを一時間半ばかりして、このホテルの前の草原に山に向かって坐り、なんと日本食(お握り3ヶ・・塩鮭、昆布、梅干し)と水と小さなリンゴと言うランチを食べました。こんなところで、最も日本らしいものが味わえるのは面白いですね。素敵なハイキングだったと思います。下りとは言ってもところどころ急な坂道で歩きにくいところもありましたが、マーモットの巣穴や放牧されている牛を見かけながらのんびりとした時間を過ごしました。お昼のあと、このすぐ側の駅からツェルマットまで、列車で下山です。心地よい疲れを感じました。 |