茫茫漫遊記 宝塚・神戸・広島・瀬戸内紀行

 
       
   
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旧海軍兵学校(現在は海上自衛隊・第一術科学校と言う名前になっています)に向かいます。

旧海軍兵学校は橋の反対側の一番はずれの方にあったので、フェリーで湾を横断するのが普通で、かなり時間の節約が出来るのだとドライバーは言いました。
瀬戸内海ではフェリーがバスと同じ感じなのだと今頃になって気がつきました。車はグルーっと湾をまわってゆくので、二時間近くかかりました
昔は無かった橋が出来て、離れ島だった江田島が車で繋がってしまったので、私達は二時間もかけて、そこを車で走ってもらったと言うわけでした。全く時間の無駄でしたけれど、負け惜しみですが、それで瀬戸内の島々をつなぐ橋をいくつも体験できました。
 大講堂はすばらしい建物でした。ここの建物は空襲 されることがなく、残ったのだそうです。
 今もセレモニー卒業入学などなどに使われていて、NHKドラマ「坂の上の雲」で見たものがそのままに  見られました。戦後は占領軍が教会として使ったそうです。
  江田島は思っていたよりも大きな島で、住民も多いのでした。江田島には旧海軍兵学校だけしかないのだと思っていた無知を恥じました。



 



  幹部候補生の学ぶ校舎は赤煉瓦の美しい校舎です。この煉瓦は普通の煉瓦とは違い、高熱で焼成された陶器のようなもので、ツヤツヤしていてつるつるです。大変高価なものだと、ガイドをする人・この学校関係者は強調しました。

左の廊下は、「坂の上の雲」で非常に印象的な使われ方をしたところです。
本木雅弘が通ったので、「モッチャンロウカ」となったとか・・・。ふざけていますね。

下はハワイの海戦で使われた特殊潜航艇です。ひきあげられてアメリカから返されたものを展示してありました。
切ない展示ですが、若いグループは意味のないような顔をして通り過ぎてゆきました。
 



 

 

広い校庭のかなたには戦艦長門の主砲砲台が置かれてあり、並んで海に向かった小さな船着き場あります。
なんとそこが正門で、卒業生はここから出航するのだと言います。「男のロマン」ですね。今は女性もいますから、「人間のロマン」というべきでしょうか。

呉・江田島を見て時間がかかりました。真っ暗になってからホテルに着きました。
「えびす神社のお祭りで電飾がきれいですよ。ゆるゆると歩かれたら如何ですか」と言うドライバーのお薦めは無視しました。

 
     


  広島と言えば平和公園と原爆関係のメモリアルですが、今回は同じ戦争の記憶でも
 「地図から消された島」を訪ねますので、写真は広島城のある公園の写真だけです。

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