札幌・網走 | カムチャツキー | 釧路・帯広 |
街一番のホテルだとか・・・。 | |
かなりの距離をバスで移動しました。大きな街ですが市街地と言う感じはありません。 この街で一番のホテルのレストランだと言うところで昼食です。 ロシアン・ブルーだと言うブルーで統一されたレストランでしたが、日本のレストランのような取り澄ました感じはなく、ファミリーレストランですね。壁にかかったこの豪華な時計は飾り物。時を刻んでいませんでした。 メニューは細切りイカと胡瓜のサラダにボルシチ。メインはオヒョウのクリームグラタンでとても美味でした。アイスクリームに紅茶。紅茶はロシアンティかと思って、どんな形で出るかしらと期待していましたら、ロンドン製のティバッグとお湯が出されました。 |
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お店は? | |
ここがお店です。入り口は小さな鉄の扉がついていて、しまっていました。
ガイドがバスから降りて、店が開いているかどうかを確かめてから、私たちを誘導してくれました。 ショーウインドーもありませんから、見た目にはお店とは思えませんでした。 不安になるくらいでしたが、一つだけある入口のドアから中に入ると、文房具や、本などもすらりとならべて売っているお店でした。レジのところにいた女性と、もう1人男の人が立っていただけのようでした。 先住民の工芸品などが沢山並べてありましたので、お守りだと言う小さな人形をお土産にを買いました。 店を出たら可愛い子供が弟?を遊ばせていました。私のバッグにうまい具合にはいっていた紙風船を一つプレゼントして、写真をとりましたのでお見せします。
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スーパーマーケットと言うところ | |
自由市場に行くことになっていましたが、トイレがないからスーパーマーケットでトイレストップしました。そこでも便座のない便器に水の出ない手洗いに行列をしなければなりませんでした。 何となく侘びしい思いがするのは、日本人だけでしょうか? スーパーマーケットの前に止まっている車は殆どが日本車でした。九十%以上がここでは日本車だということでした。 電化製品には日本のものが少々しかなく、並んでいるものは韓国製品ばかりでした。 |
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自由市場と言うところ | |
また、かなり移動して自由市場と言うところにつきました。不思議な感じがするところです。一部区切られた建物で、冷蔵施設のある売り場では生の魚類、タラバガニ、鮭をはじめとして、日本でだったら鮮度が落ちているとされる色白になったイカ、おひょうなどなど、ドサッと並べられていて、イクラを味見させてくれました。燻製を山積みにして売っている店などはほとんど露天です。少しだけ屋根がかかっています。野菜を並べ、果物を並べて雑然としています。それぞれが自分の店なのでしょう。花を売るところだけがなぜか美しくありました。 韓国のキムチその他の漬け物もパックにして売られていて、韓国の影響の強さを見せていた。 地元の人々が別荘と称するところで栽培した野菜をひろげて売っていたり、キノコをバケツに入れて売っていたりするのも見られます。 まるで昔の日本の闇市のような感じで、購入意欲は湧かないのですが、売れ残りはどうなるのでしょうか。気になりました。広大な自由市場でした。交通はバスの様です。一般の人々がみな車を持っているとは考えられません。 |
四時半過ぎ帰船しました。 夕食後、この地方の先住民のグループによるローカルショーがありました。 カムチャッカ先住民族イテルメンのダンスショーです。 アイヌの太鼓。イヌイットの太鼓のようなものを叩いてはげしく踊ります。女性は甲高い声をあげて賑やかでした。民族の風習なども踊りの中に組み入れていて、アルコール飲料のない彼らは、幻覚をもたらすような茸で陶然となると言う様子が盛り込まれていました。(今は違うでしょうけれど) |