茫茫漫遊記 ウイーン・東欧編











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カレルシュタイン城

プラハのホテルに帰ってから、ユダヤ人地域を見にゆくと、ユダヤの星を掲げたシナゴーグや墓地など、居住地を制限されて住んだ民族の暮らしでが窺われました。今はユダヤ人だけの地域でないと言うことでした。          









朝、プラハから五十分程離れた郊外にあるカレルシュタイン城に移動しました。車を降りてからしばらく登りの道を辿るところに立っている古いお城です。

十四世紀に、チェコ王の宝物や、王冠等々を収蔵することが主目的で建立された城だそうです。入場の人数を制限していて、各グループ毎に、城専属のガイドがついて案内します。入場前には、歓迎の音楽演奏がありました。ガイドがついて、私語禁止とか言われて廻りましたが、チェコ語が解らないものですから、まるで音楽を聴いているような気分でついて廻りました。殆どが宗教儀式に使われているものの様でした。   

左の写真は、お城の写真は三階の礼拝堂の塔から見下ろした井戸塔です。鬱蒼とした森林の中に聳えていました。            
チェスキー・クロムロフ






世界遺産となっているチェスキー・クロムロフと言う街を訪ねました。橋の手前の駐車場までで車の乗り入れは禁止です。

角のとれた石畳の狭い道が古い建物の間を縫うようにつづき、ペスト流行の時の記念碑とか言うものが立つ広場に出ます。
上の建物は昔日の王城で、見学もできるのですが、時間の関係でパスしてしまいました。

ドナウ上流に注ぐ川をめぐらせた静かな小さな街で、中世期・ルネッサンス時代の都市形態がそのまま残っているのだそうです。建物の壁にだまし窓か描かれていたりして面白いです。

この街を所有していた貴族が、維持困難になり、ハプスブルグ家に売却し、そのあとドイツの貴族に譲られたと言う歴史を持っているそうで、今でもドイツの人々が親しみを持って訪れて来ることが多いとか・・・・・。

それにしてもチェコの歴史は難しくて、記憶困難です。

小さなレストランでジュースと鶏肉のソテーとクネドリーキと言う蒸しパン(茹でパン?)を食べた。このパンはチェコの独特なパンだそうだけれど、戦時中の代用食として食べた蒸しパンの味に似ていました。


玩具のような古い建物がひしめくような感じのする街の中に、あの世紀末画家・エゴン・シーレの記念館がありました。時間がないので立ち寄れませんでしたけれども、彼の母親がここの出身だと言う理由で建てられた記念館だとのことです。

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