秋田空港から始まる旅 |
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寒 山 寺 |
皆既日蝕の暗黒を体験してから、蘇州観光でした。心は悔しさでまだ暗黒、そして雨が降っています。雨はやみそうもありませんでした。 皆既日蝕の恐ろしいまでの暗黒の6分間を体験した後溜息をつきながら、昼食をとって、寒山寺に向かいました。 昼食の料理店で、民俗楽器ピーバ(琵琶)にあわせて歌う女性がテーブルに来て、お世辞でしょうね。日本の歌を歌ってきかせました。演歌です。ただし、京劇のような甲高い声でした。定額チップが一曲30元でした。 寒山寺の前でバスを降りたら、「10元!10元!・・・。」と傘売りが寄ってきたので、折りたたみ傘を購入しました。プイッと代金を受け取って、シェシェ(謝、謝)もなし。それはそうでしょうね。私の方が有り難かったのですから・・・。
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「楓橋夜泊」で知られている、寒山拾得ゆかりの、寒山寺を訪れました。沢山の観光客がとぎれなく続いていました。雨は音をたてて降りしきっていました。 下から詩碑が出ます。 |
別名雲岩寺塔。八角形で七層の虎丘塔は煉瓦で建てられ高さは47.5メートル、15度くらいも北へ傾いています。
唐代大詩人・蘇東坡のお気に入りにだったそうです。
蘇東坡は この虎丘を称えて
「到蘇州不遊虎丘者、乃憾事也」
「せっかく蘇州へ行ったのに虎丘を
訪れないのはもったいない」 といった意味の名句を残してあるそうです。
そう言われても私たちは雨の中です。10元の傘はそれなりの役にしかたちません。 丘のうえまで不揃いの石段を登り、坂をのぼり、また坂を下り階段を下りの行軍。子供だったら「あ〜ん。あ〜ん。」と泣き出すだろうなと、大声で「あ〜ん。あ〜ん。」と叫んでみてもその声が雨音で消されてしまうような有様の中での観光行軍でした。
晴天だったらきっと素敵な場所だったのでしょう。これもまた、印象深い虎丘でした。
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バスは一路上海へ向かいます。
みんな日本では体験したことのない びしょ濡れ 状態です。上海に入って、お茶を売る店に入って、着替えをしてほっとしました。着替えをさせてくれたお礼みたいに、いろんなお茶を買いました。
夕食は黄浦江に浮かぶ船のレストランでした。内容はいつも同じいわゆる回転円卓を囲んでのお料理です。船ですからやはりゆらゆら揺れて不思議な感じでした。 |
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