グアム | サイパン | 船内生活 |
冒険ダン吉を思い出すね。と言った人がいました。年が知れますが、本当にそんな感じの衣装でしたよ。そう言えば私の年齢もわかりますね。 グアムと言う名前は先住民のチャモロ(高貴という意味)族の言葉からなっているそうです。「グア・ハム(我々は持つべきものはもっている)」と言う意味ですって。チャモロ人の歴史は謎だそうだが、紀元前にフィリピン・インドネシアを経由して渡来した東南アジア系に人種と考えられているそうです。 日本が1943年に占領して、大宮島と名付け、第2次大戦敗戦時まで、戦場となったのでしたが、今はそのような様相は全く見られなません。すっかりアメリカでした。 日本占領当時には、この島を「大宮島」と呼んでいました。 |
アプガン砦 |
|||
アプガン砦 (サンタ・アグエダ砦・スペイン総督の妻の名前からサンタ・アグエダと名付けたのだそうだ。) |
アプガン砦は、1800年頃にチャモロ族の大反乱に対してチロ総督率いるスペイン軍の拠点となった砦です。もともとはスペイン軍の拠点となった場所ですが、太平洋戦争当時は日本軍が砲台として使用しており、地下に弾薬庫の跡も残っているとのこと。 |
||
アガニャ市街と、アガニャ湾 | |||
アプガン砦は小高い丘になっています。天気がよければここから首府であるアガニャ市街や、湾が美しく見渡せるということで、期待したとおりの景色が見られました。 ところでグアムの住民の九十五%がカトリック教徒で、19の村があり、それぞれにカトリック教会があり、教会を中心にして生活が動いているとのことでした。 淡路島くらいの大きさだというこの島の土地はグアム政府が20%、軍関係が20%民有地が60%だとか。 そして、人口のうち一万五千人が軍人だそうです。 プルメリア、火焔木・フレームトリー、ハイビスカス、ブーゲンビリア、ラブチェーン、そして椰子の木に寄生する蘭など、南国ならではの街路樹でした。 |
|
恋人岬 |
街を抜けて恋人岬という有名スポットへゆきます。ここには海にせり出した断崖と伝説がありました。 名勝地には必ずと言っていいほど悲劇が語られているものですが、ここもその一つ。 スペイン総督と結婚させられそうになったチャモロの恋人同士が髪をつなぎ合わせてこの断崖に投身したのだそうです。美しい海にせり出した岬、打ち寄せる波は遙に下の方に見えて、青い海は感動的です。 ボージョボーの実を使った願掛け人形を買いました。足や手を結んで願をかけると叶うとのことでしたが・・・・。 ちょっと裏の方にある店に入ったら、タオタオの木での手作りで素朴なチャモロの背中掻きがあったので、一本購入しました。木彫りで女性の姿をしている。日本でのいわゆる「孫の手」なのだが、面白い形でした。 |