茫茫漫遊記 アメリカ編5
カナダ
アメリカ2
アメリカ3
アメリカ4
アメリカ5
ヤンキーズ・永久欠番の背番号





球場の外野席の下にあるメモリアルプレースには、往事の名選手のプレートが飾られた身長ほどもある石碑が沢山並んでいます。その一枚がベーブ・ルース。ヨギ・ベラ、ミッキー・マントルなど忘れられない名前ですね。わが世代には・・・。
そこを出ると、永久欠番背番号の並んでいるところです。どれが誰のかは知りませんが、球場の中にこんな風に飾ってあるを見て、楽しかったです。ヤンキーズ球場で試合のないときに見られるツアーでの一齣でした。
ツアーに出る前、メンバーがよく立ち寄って食べると言う球場の前のマグドナルドの店で「こんな感じかな」などと言いながら、お昼のハンバーガーとコーラを食べました。野球に夢中なわけではないのに、雰囲気にはツイツイ乗ってしまう私たちでした。


オドロキマシタ これは本当の馬でした





映画か、漫画のお話かと思っていました。今日こんなにモダーンなビルの林立する都会の真ん中で、こんな騎馬警官に会うとは思ってもいませんでしたから、カメラをセットするのに時間がかかり、その上ピント調整も出来ず、大あわての一枚。夕方、ご飯を食べに出かけようとしたときのことでした。もし、日本だったら面白いことになるでしょうね。道路交通法ではダメと言うことにはなっていないと思うんですけれど・・・。ド田舎の私でもド田舎の町でもこんな警官は見ることがありませんですから、本当に愉快な気分でした。それにしても、この警官は何をするんでしょうか?


カージナルスとメッツの試合でした

その日は雨。ここに来る前、アメリカ自然史博物館にゆきました。ドライバーとの約束の時間に正面玄関に出たら、道路はビジョビジョ。これでは今夜の試合は無理かなと思いましたが電話をしたら決行すると言うので、息子を拾って球場に行きました。試合は一時間遅れになる。と言うことでした。カージナルスとメッツでは試合にならないだろうと思いながらの観戦です。新庄もいませんし、それでも大リーグには変わりない。何事も体験させよう。ついでに私もと言うのが孫つれ鬼婆の感覚です。試合が始まる前、ダイヤモンドはカバーがかけられていて、ぎりぎりになって取り外しました。この球場は比較的新しいから、サイズは規定の形だとか。ハンバーガーと殻つきピーナッツにビールと言う、球場定番を経験しながらの観戦です。ホームランが出ると、電光掲示板の下のリンゴがポコポコ出て来たりして面白かったです。6イニングまで3対2で思いがけなくメッツが勝っていました。時間があまり遅くなるので、ここで地下鉄を使ってホテルに帰り、テレビをつけたらもうメチャメチャにメッツが負けていました。 ヤッパリという感じで、チットモ驚きませんでした。

アメリカ自然史博物館・大日本帝国があった!!





アメリカ自然史博物館は孫の興味に合わせてでかけました。丁度夏休みですので、この国の子供たちも、外国の子供たちも沢山来ていて、混んでいました。チケット売り場で並んでいたとき、ふと壁面に目をやりましたら、なんと堂々と大きく大日本帝国と書いた壁画があったのです。セオドア・ルーズベルトホールです。日本の地図の上に、侍が鎧を着て、弓を射ていたり、衣冠束帯(公家をイメージしたものでしょうか)姿の人がいた、時代が過ぎて鉄砲をかついだりしている絵が描かれていました。そして旗は旭日旗でした。オドロイター。ホントニ。永年見たこともなかった文字に出会った場所が、アメリカだったとは意外なことでした。これでアメリカ凸凹旅行報告は終わります。
長い間お目汚しをいたしました。


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