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ご存じの「波浮の港」です。ここは伊豆の火山帯に繋がっていて、元々は火山の噴火口だった
火口湖なんだそうですね。外輪を切り通して港になっているのだそうです。そういわれますと
深く入り込んだ港で、確かにそんな感じのところでした。
皆様よくご存じだと思うBGMの「波浮の港」は野口雨情の作詞・中山晋平作曲です。
ここで面白い話を聞きました。
野口雨情はここに来たことが無かったのだそうです。友人(名前は忘れました)の
話を聞いて作詞したのだそうです。ですから「波浮の港は夕やけこやけ」と言うところが
歌詞の中にありますが、ここでは夕焼けは見られないのだそうです。
科学的に考えると乖離がありますが、詩情があって私は大好きな歌です。
ここの港には大型船は入れないのだそうですね。実は大島へ来るとき、この「波浮の港」から
入るのだと夢見ていました。あまりにも、この歌が有名だったからです。
ついたのは「元町港」今日離れるのは「岡田港」でした。
別の話ですが、川端康成の「伊豆の踊子」の踊り子はここからの出稼ぎでした。
何ともおもわず、有名な「天城越え」にばかり目が行っていましたが、帰宅して
読み返してみましたら、たしかに大島からの出稼ぎの踊り子たちだったのでした。
そんなわけで、ここは踊り子の里ということになっているとか。
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1953年、この下を通っている道路建設工事が
始まり、山を削って行ったとき。偶然に発見され た高さ30m、 長さ600m.地層の断面。 色から何からまるでバウムクーヘンです。 その後、保存され、研究されて、伊豆諸島の
火山活動が解明される一助となったのです。 |
火山の一つ一つの火山灰の色が異なるので、
伊豆諸島のどの島がいつ噴火したかなどが わかるのだそうです。 説明板に解説されてありますが、 本当に驚くほど美しく重なる地層を見ました。 |