茫茫漫遊記 伊豆大島・三浦半島・横須賀
竹芝桟橋より大島へ  
伊豆大島
   大島から熱海へ     三浦半島から
    軍港・横須賀
 

 
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椿油は食用としても高級品、
お土産に何本か買いました。


大島と言ったら椿ですよね。昔から大島の椿油を祖母達がつかって居たものでした。椿油に柘植の櫛が定番だった様に思い出されます。
今では昔からの製法で絞って油を採るところが数少なくなって居ると言うことで、立ち寄った椿油の採油工場では、百年以上も前から使ってきたという絞り器を見せられました。

驚いたことは椿油の原料である藪椿の実を採る木は、そのために植えてあるのではなく、家の周りにある大きく育った椿の実を拾い集めて来るのだということでした。

オリーブの木などは栽培なのにと言いましたら、藪椿の実が採れるまでは大変な年月がかかるんですと言って笑いました。へ〜そんなものなのかと感動しました。


ドライバーが連れて行ってくれたところはあの大噴火した昭和27年の時の溶岩流が、
ここで停まったというところでした。
私の考えでは、溶岩流というのは、どろどろした
粘りのあるものが流れるというものでした。でも、ここの溶岩はこのようなガサガサした砕石のようなものなのだと言いました。
火砕流のようなものは流れ出さないのだと
聞きましたが、私の理解の外でした。
この真っ黒に見える溶岩は当時はオレンジ色に
眩しく熱く熾のように輝いていたのだといいます。
下から出るのは溶岩流に巻き込まれて燃えた太い木の幹のまんま、穴になってかたまったのだそうです。




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少しばかりでも椿を見なければ、「つばきの大島」と言う感じにはならないでしょうね。椿はこんな具合でした。
多種類の椿を植えて見せている所に行きましたが、やはりまだ椿はほんの少しだけしか咲いていませんでした。大島に椿の葉の化石があるとかなんとか大島と椿の歴史がわかるように展示してありました。


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傍に沢山のリスを飼っているリス公園がありました。餌を与えるとなれていて手の上の餌をたべます。野生はやはり少し怖いです。
リス害獣だったので、それを捕獲した人に届けて貰って
飼ったのがこのリス公園のはじまりだとか聞きました。


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大島に着いたときは「元町港」。今日離れるのは「岡田港」でした。潮の状態によって港が異なるのだそうです。

私たちは熱海に向かうフェリーを待って、アシタバ入りのお蕎麦を食べて、遅い昼食にしました。

沢山の乗客がそれぞれのフェリーに乗るので、結構な乗客が待合室にたむろしていました。



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熱海は立ち寄りだけで観光はしません。割烹旅館でしたので、前菜とデザートだけお見せします。

「寛一お宮の二人連れ〜」の歌が流行しましたし、
「金色夜叉」で
知られていると思っていましたが
、若い人々はどっちも知りませんね。
それだけ旧人類になってしまった私です。
有名だと思っているあの
「寛一お宮の像」も今は観光ではなく
「閑古鳥啼く」ですって。



こちらは朝食です

熱海で食事の世話をしてくれた仲居さんが、「大島からこられたのですか」
「大島の三原山も自殺の名所。熱海の錦ヶ浦もそうでした。すぐ近くですが
今はもう飛び込む人がいなくなったそうですよ。」なんて話しました

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