茫茫漫遊記 長浜・彦根夏紀行

竹生島
長浜・彦根
観音様へ
 長浜
 
  長浜市・黒壁スクエア



長浜に帰ってきて、仕事が終わったあと2時間ばかりの間、この歴史ある町を探訪することにしました。

タクシードライバーはまずこの黒壁スクエアと言う、観光をメーンにしている処へつれてきてくれました。大手門通りと言う大きなゲート?がみられます。

北国街道と大手前通りとの交差点は「札の辻」と呼ばれ、古くから長浜の交通と商業の中心地でした。大通寺の門前通りなのですが、通りのたてものが明治期の形を残すことをプロジェクトとしていて、古びた建物の雰囲気を持った町並みが出来ています。でも中身は新しい。

「黒壁」の由来は、札の辻に明治33(1900)年に建てられた第百三十銀行長浜支店の壁が黒塗りだったため、「黒壁銀行」の愛称で親しまれていたことからきているのだそうです。

   黒壁スクエアのガラス細工館・実演    





   ヨットハーバー・長浜港     



観光客が沢山あつまっていましたし、路上ではガラス工芸の実演などがあったりして、人を集めていました。商人町なのですね。確かに近江商人という言葉があるとおりの場所ですから・・・・

何故長浜がガラスなのか?はわかりませんが、ガラス工芸をメインとしたお店や世界のガラス芸術を展示するギャラリーやちょっとおしゃれなお店が多いです。
ガラス細工は、高価なものはモチロン高価が当然!でもちょっとしたお土産としてきれいですしお値段も手頃なものが沢山ありました。記念に買いたくなります。これは蛇足でしょう
***********************
さすが琵琶湖ですね。ヨットハーバーには、マストをたたんだヨットが沢山繋留されています。ちょっと異国風な感じがします。









早朝です。竹生島へ行く汽船の埠頭の近くで釣りをしている人たちがいました。月曜日です。お休みでもないでしょうに、かなりの人数が、むっつりと屯して釣りをしていました。

「こんなところで釣れるんですか?」と聞くわたしに、顎で指して見せてくれたのがこの大きな鮒です。
「こんなのを釣ったら嬉しいでしょう。おかずになりますね」とつまらないことを聞きましたら、「これは放してやるんだ。釣るだけの遊びだよ。」ですって・・・。出勤時間前に楽しんでから出かける余裕の生活みたいです。
手でつまんで見せてくれているのが、琵琶湖特産のニゴロブナだそうです。
外来魚・ブラックバスやブルーギルに荒らされて少なくなったと嘆いていました。

今日はこれから帰宅の途につきます。今回は会合のついでにした短い旅でした。おつきあい有り難うございました。
  




       

[上へ戻る][目次ページへ]