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パブ・シャーロック・ホームズ | |
次いでコナン・ドイルの小説の設定と同じべーカー街にあるパブ・シャーロック・ホームズに立ち寄りました。一階がパブで、二階がシャーロック・ホームズの例のオフィスそのままのセットになっています。ノートや手紙など、それらしく机の上に並べられ、映画のセットさながらで面白かったですよ。 骨董市の一つ・バーモンジー・マーケットが開かれている日に当たっていましたので行ってみました。一週間に一度、通りに骨董品または、骨董品まがいのものを並べた店が犇めくようにたちます。古バッグから、鍋、ナプキン、リトグラフ、高級そうな銀の食器、カメラなどありとあらゆるものが並んでいます。小さな古ブローチを値切って買いました。 暑いのでパブでビールを一パイン。ぐいっと飲み干すと、パブのマスターがビックリしました。ここではビールをチビチビ飲むのだそうです。そして生温い。冷たいビールをグググーッと飲み干すの暑い日には良いと思うのですが、それは日本人の感覚みたいです。 |
夜の観劇、そして帰国の日 | |
劇場の近くのレストランで夕食にします。 演目はミュージカル・キャットです。日本でもかなりのロングランをしたミュージカルですが、こちらは英語ですよ。生きている世界、愛、争い、裏切り、老い、死とストーリーがあるようでないようで、憂愁に満ちた猫の世界を歌い、踊り飛び跳ねる猫たちのくねくねとした姿態。プログラムにサインをして貰いました。終わって劇場を出ると、殆どの劇場がはねる時間らしく、近辺は大賑わいでした。これからパブで一杯ということになるらしいです。 朝、セントラルパークを散歩してから朝食。大英博物館に行きます。ここは大急ぎ。ここのメインはロゼッタストーン。ルーブル美術館はミロのビーナスと言うことは、両館の姿勢の違いを象徴しているような気がしました。 ヒースロー空港へ向かう途中、ウインザー城に立ち寄りました。女王が在城で女王の旗が立っていて、陸軍の軍人が護衛に当たっていました。いつもは閉ざされている王家の教会が観覧できました。英国式の天井の構造の壮観には驚くばかりでした。 城の高台から望む広大な風景は英国らしい落ち着いた色です。 アスコット競馬場を経由して空港へ向かいます。緑の豊かな田舎道です。野生の石楠花が咲き盛り見事です。 アスコット競馬は6月半ばの一週間ロイヤルファミリーが出席して開催されるもので、競馬が行われるときにはわれわれが通っている道が封鎖されて馬場になるというように、桁違いの大きさの競馬場でした。パドックの巡りに咲く石楠花が見事でした。 ヒースロー空港から定時8時にフライト。帰途につきました。 |