茫茫漫遊記 パリから英国へ編
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アムステルダム




オランダ・アムステルダム港にはいりました。ネーデルランド・(低地地帯と言う意味)を国名としているだけあって、平らな景色がはるばるとつづきます。干拓をしているところもあるのを見ながら、停泊埠頭まで、二時間近く航行しました。

今日は市内へのシャトルバスを利用して、自由行動です。シャトルバスはアムステルダムのセンターのダム広場までゆきます。王宮の前庭がダム広場という感じになっていて、日本の宮城のあり方とは全く違いました。沢山の土産物やさんもありました。
運河クルーズ






この街は運河と自転車の街です。運河沿いの道はどこにもかしこにも自転車が停められています。山のない国ですし、誰もが自転車を利用することになるのでしょう。自転車競技の強いのは周知のことです。
またアムステルダムと言えば運河と運河クルーズ。これに参加しない手はありません。運河クルーズは沢山あって、好みの時間、好みのコースを選ぶことが出来ます。乗り場には沢山のボートが並んでいて、その一つを選びます。
私たちは決められた時間の中で、美術館にも行かなければなりませんから、一時間ばかりの体験程度にいたしました。
解説は英語でしてくれます。日本語はありませんでしたので、所々を理解し、所々を知らんぷりで過ごしました。見ればわかる跳ね橋と、運河から眺めるアムステルダム中央駅です。
運河の水は澄んでいるわけではありませんが、汚れているという感じはありあません。運河沿いに中世の建物が美しく並び、街路樹が新緑の葉をそよがせていて、風が匂います。
ボートで生活している人もいますが、ここのボート生活は優雅な楽しみをしていると言う意味なのでした。美しいレースのカーテンで窓を飾り、花を育てているという按配で、地上よりも優雅です。


ゴッホ美術館





運河クルーズの後、観光案内所で美術館エリアまでの行き方を尋ねると、トラムに乗るように薦められました。料金はトラムの中で払うと聞いたのですが、大変な混雑の上、切符を売る係もいません。OK,OKと笑って言う青年の言うことを聞いて、結局ただ乗り・・・。でも、バッグから小銭が抜き取られていたのに気がついて・・・。何ともこわい体験でした。

国立美術館では受付の女性が、何も尋ねないのにレンブラントの「夜警」のあるところを教えてくれました。日本人はみんなこれを目当てにしてくると知っているんですね。


美術館エリアと言うだけあって、市立美術館も、ゴッホ美術館もすぐ近くにあります。欲張って三館を廻りました。ゴッホ美術館は彼の画風の変遷がよく分かる展示で楽しかったです。

気がついたら昼食抜きでした。絵で満腹。

帰りもダム広場までまたトラムのただ乗りをしましたが、今
度はすられませんでした。

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