茫茫漫遊記 日光 紀行
           中 善 寺 湖          日 光


男体山

ディナーは大変結構でした。
ワインをいただきフルコースで楽しみました。



日光へ行こう。奥日光へは行ったことがないから・・・・。それが、日光へ行く理由でしたが、戦場ヶ原を散策することも最早 夢ですよ。せめて中禅寺湖へ行ってみましょう。

JR東北宇都宮で下車して、日光線に乗り換え、日光駅からバスに乗って、中禅寺湖へ。途中あの有名な いろは坂 です。バスのドライバーの素晴らしい運転技術は感動です。

中禅寺湖畔で下車して、ホテルへ。ホテルはかなり古い歴史のあるところで、湖畔からすぐでした。
雨が少し降り出して、寒いくらいです。

まずは温泉へと言うことでしたが、別棟になっています。
作務衣が出されて、それを着てから、傘をさして行くのでした。庭を横切ります。

外は秋の気配を感じる木々のそよぎが見えて、旅情を誘います。

明治5年までは女人牛馬禁制だったとか、信じがたいほどです。

   
朝はいつものように早く目覚めます。雨はやんでいますが、風があり、少し寒いです。中禅寺湖は海抜高度が1,269メートルもあるところですから、気温も低いんですね。

まずはホテルの前から中禅寺湖畔を散策します。

、ゆっくりゆっくり湖畔を歩きます。

外国の大使館の別荘が湖畔にあり、立ち入り禁止ですが、景色はいいし、夏の暑さを感じることがないと言うことですから、いいですね。

でも冬は大変らしいです。無医村みたいになるのだとか言いますから・・・。

   

中善寺湖に来たからには、中善寺を拝観しなければならないのは当然ですが、辿り着いた中善寺は、8時半からでないと入れませんでした。

山門を拝観して前庭から覗いて踵をかえしました。早起きですから、早朝に出かけたのですが、「早起きは3文の徳」と言うのには、ズレがあるようです。

風は少し冷たかったですが、晴れていましたので、中禅寺湖の朝を満喫しました。

民宿なんかが沢山あって、湖には鱒を釣るのだとか言う人が来ていました。






ポインターを載せてください




ポインターを載せてください

ところで、左はホテルの部屋から見える庭ですが、夜中に目を覚まして、窓を覗きましたら、鹿が四頭いて、何か食べていました。

ここには野生の猿もいるらしくて、昨晩入浴に出ようとしたら、ドアのところに、野生の猿はキケンですから、手を出したりしてはダメですと書いてありました。

本当に山に囲まれた湖なんですね。男体山がすぐ傍ですし、野生の動物がいるのは当然のことなのでしょうが、驚きました。

下から出るのは湖畔のお洒落なレストランで、花を飾って雰囲気がありました。

山の中と、都会的なお洒落なレストランとの対比がまた面白いところでしょう。




ポインターを載せてください

華厳の滝を見にゆきました。
こちらも私たちは早すぎて、エレベーターの運行時間にはまだ間がありました。
明治天皇が瀧を見たところだと言うところに立ちました。

けごん橋を渡り、この川が瀧になって落ちるのだと思いながら歩きました。

瀧の水量を調節するところがありました。

確かに中禅寺湖の湖からの瀧ですから、調節の必要があるのでしょう。美しい瀧の姿を見せるには、それなりの心配りがされているのですね。

華厳の滝と言うと 旧制一高の学生・藤村操の自殺した場所。

その自殺は私の生まれる前の出来事ですのに、何故か思い出すのです。
それくらい有名な話でしたが、もうそれから百年以上経過しているのですね。







華厳の滝をみてから、朝食をとり、バスは下りのいろは坂を辿って。日光市です。
いろは坂のカーブは 最後の「ん」までありました。

[上へ戻る][目次ページへ]