まずは横浜から。 |
乗船して父島へ | 父島で |
父島を離れる |
ポインターをどうぞ |
小笠原固有種のテリハハマボウです。 一年中咲くと聞きましたが、少し時季がずれていて、満開は見られないで終わりました。 一日花なのだそうで ポインターで下からですのは咲き終わった花です。 ハマボウは人里近くにも近似種があるとのことでしたが、そちらとは葉の形態がちがい、固有種は葉がつやつやしているので、テリハ と 言うのだとか。 |
||
「アカリハ」 と言うのだと聞きました。葉の周りだけが赤く色づいてキレイです。そして花も赤。モシャモシャっと毛が生えているみたいで、ちょっと不思議な感じでした。 そのほかにもいろいろ教わりましたが、記憶は無理でした。 ところで、ここの固有種には、「ムニン」とつくものが多いです。「ムニン」は「無人」からきています。 このあたりの海の色を「ボニンブルー」といいますが、最初にこの島を発見した人が 「無人島」と言い、それが訛って「ボニン・アイランド」になったのだそうですね。 この島人は大凡がクリスチャンだそうです。歴史的に自然のことですが、近年、お寺が出来たそうです。 神社は、海に対する信仰によるのでしょう。古いものがありました。 |
ポインターをどうぞ |
定期船の小笠原丸が、私たちの乗ってきた船と湾のなかで並びました。 湾をひとめぐりしたところにある亀の飼育をしている海洋センターへ歩いて40分。 お店の人は30分で行きますよと言いましたが、老人がゆったらゆったら・・・・。
ポレポレ以上にゆっくりです。タクシーは簡単に使えない島ですからね。
|
ポインターをどうぞ |
村営バスがたった一台ありますが、何しろ 一時間に一度の運行、待ってなんかいられませんから・・・・。 やっとたどり着いた 海洋センター は、ナナナナナ〜んと、お昼休みに入っていて一時半まで 無人の閉館です。ここでも二人揃って、あ〜あ!。まだお昼すぎたばかりなのです。
暑い日向で、ぼんやり待っているのもシャクですから立ち入り禁止とある裏口からチョコッと失礼して、水槽の亀を解説なしで、見てかえりました。亀は大きくて人なつこい感じでした。
帰りには村営バスと思っていましたが、それものり
そこれて・・・・。再びゆったら、ゆったらと、何にもないあちこちを見ながら、波止場まで歩きました。 途中、竹芝桟橋から小笠原丸で島に来て、10日ばかり滞在していると言う青年とあって、しばらく島の話をしました。面白いから何度も来ているとのことでした。 若いことはいいですね。 |
|
小笠原海洋センターから、波止場へ帰る途中で、小笠原水産センターの小さな海洋水族館に入りました。 本当に小さな水族館でしたが、美味しそうな黒鯛だとか、いろいろの大型のお魚が、悠然と泳いでいるのを見るのは、気分が良かったです。 飼育員は女性で、私たちが楽しそうに見ていたら、嬉しそうでした。 下左の 小判鮫 はつかまえた時は小さかったのだが、食欲があって大きくなったとか、大きな魚の水槽に入れたりすると、それにくっついちゃったするし、彼女が水槽に入って、ピタッとくっつかられことがあるんですよ。などと話をしてくれました。 |
うつぼのアパートでした。 太いパイプの中に出たり入ったり・・・・。 毒のあるのとないのがいるとか、たべられるけれど、 小骨が多くて大変なのだそうです。私はお断り・・。 左のは小判鮫です。実はこれにはびっくりしました。
下の方にくっついていて動かないんですね。 はっきりしないベージュ色なので、実は水槽のなかで 死んでいるのだと思ったのでした。 死んでいる!と係の人に報せに行こうかと思ったら、ゆらゆら動き出して、今度はガラスにぴったりくっついたのでした。なまけものみたいですね。 |
船に帰って、出港を待ちます。にわかに雨が降り出して、デッキに出られなくなりましたが、 出港時は小やみになりました。 繋留されていたブイからはなれて、銅鑼を打ち鳴らし、汽笛を鳴らします。 滞在中、上陸する時に お世話になった漁船が船の周りをこんな風に輪を描いて 見送りをしてくれました。 夕食(和食・しゃぶしゃぶなど)をとり、そのあと、落語と紙切りのビーナス寄席に行きました。
今日は、山をのぼり、かなりの距離を歩いたので疲れました。 気がつかないでいましたが、シャワーを使おうとしたら、 腕時計の跡がはっきり見えるくらいに日焼けしていました。 |
次の日は一日中何にもない海の上を航海します。昨日の疲れをいやします。 来るときに見たあの奇岩の島や、鳥島のそばをまたゆっくりとすぎて・・・・・。 少し退屈しますが、船の方では、映画が見られますし、買い物をしたり、ゲームをしたりして、退屈させないように考えてくれます。 昨晩は落語と 紙切りの高座を設定してありました。 最後の日の日中には落語家の面白い話(改まった落語でない)を聞く時間もありました。 そして、最後の夜ですから、ちょっとお洒落をしてディナーをいただきます。最後のコーヒーまで時間をかけて・・・・・。 |
||
さて、今夜は船のイベントの最後です。 ブロードウエイフェボレェイツ ショーです。 賑やかに最後の夜を過ごします。 このグループはロンドン・カナダなどからやって来た シンガーとダンサーです。 華やかなダンスと歌で過ごす時間は船ならではのことでしょう。出かけて行かなくとも見ることができるのですから・・・・。 横浜には明日の10時に接岸です。 まずは天候にも恵まれて。良い旅でした。 |