茫茫漫遊記 サハリン一日紀行


           
 函館から小樽へ  コルサコフ・
ユジノサハリンスク
小樽から三沢へ    三沢

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懐かしいダルマストーブです。
今は季節外で使っていませんでしたが。


コルサコフを昨夜出航して、デュークエイセスを聞いて、今朝は小樽に着きました。格別なことはありませんでした。

小樽で下船して SL特別列車 にっぽん丸号で倶知安まで行きます。
日本丸を下船して、にっぽん丸号ですから面白いですね。
昔ながらの石炭列車。ところで「SLってなんだい」と言う質問がでました。スチーム・ロコモーティブの略ですよ。
昔はそんなことを言っていませんでした。単に「汽車」でした。
車内は昔ながらの雰囲気です。機関車の前に乗っかって記念写真をとったりできました。

機関士も昔ながらの紺色の作業衣。車掌も昔の国鉄の制服でした。




裕次郎ホームから出発です。昔ながらの蒸気を使った汽笛です。
ガタンゴトン。の音も懐かしい。それよりも石炭の燃える煙の匂いは、何とも言えない郷愁を誘います。

昔と違うのは、窓が開けられなくなっていることでした。石炭カスが飛んできて、目に入った等という体験がありましたが、今はそれは危険なことになっているんですね。


トンネルにはいると、天上灯が懐かしい色に灯っているのに気がつきます。蛍光灯ではありません。この雰囲気は本当に良かった。

車掌さんの帽子を貸してもらっての記念写真もまた楽しです。

  

この鉄道路線は昔日の函館本線でした。函館から札幌までは、この路線が古いのですが、特急も走っていませんので、今はローカル線になってしまいました。

余市と言う駅に停まりました。駅のホームにはヘブンリーブルーの朝顔が盛りと咲いていました。

余市リンゴ等という名前を思い出しまして。いまでもこの辺りは果物の産地で、葡萄なども盛んに造られており、ニッカの工場などもあるそうでした。ブランディでしすね。


果樹園などが望まれました。






小樽駅にあった「むかい鐘」を基にして造ったミニチュア判です。

明治から1965年頃まで、列車到着の予報として鳴らししたのだそうです。

上りは2打、下りは3打だったとか、のどかな音だったでしょうね。

今日は晴天で、逆光になってしまい、説明書がはっきり読めませんが、倶知安の駅に、風景を背景にしての「向かい鐘」です。

ここから見える山には流石スキーの盛んなところです。ジャンプ台が2基望まれました。

SL終点の倶知安駅で下車して、羊蹄山の麓のホテルで昼食でした。
ご馳走は美味しかったし大量でした。

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倶知安から函館までの列車からの風景です。これは大沼公園の駒ヶ岳だと思いますが、青い海に映える風景は素晴らしかったです。

下から出るのは、車窓から見える大沼公園の風景です、

今回はサハリンが主たる目的でしたので、北海道はゆっくり見たわけではありませんでした。

付け足しのような報告で終わります。

これから南下して、今夜は三沢へ向かう予定です、

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