海洋博覧会場跡の公園 | ||
随分年月が経ちました。年月が経ったから忘れたと言うのは言い訳ですが、海洋博を見に来たあのときとは、まるっきり雰囲気が違いました。 あのときは、海の中に特別なパビリオンがあったように記憶しておりますが、ありませんでした。私の頭の中のメモリーが破壊されて、混乱しているのかも知れませんが・・・・。
天候に恵まれなくて、お昼ご飯の弁当を広場のベンチで、琉球舞踊を見ながら食べていましたら、雨に降られてサンザン。沖縄は寒いね!と言う言葉を何度も言いました。
ここでは、美ら海水族館だけを目的としてきましたから、ゆっくり時間をつかいました。お魚の写真は専門の方にお任せします。私は広々とした公園の雰囲気だけ・・・・。
昨日の地名の問題、愉快だったでしょう?今日は私が覚えた沖縄弁を披露します。通訳なしではわからないでしょう?
ウチナーぬ海え ちゅらさいびん。 ちゅらさぬ ちびらさいびん。 ありん くりん まあさいびいん。 くぁっちいさびたん。
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おきなわの海は うつくしい。 うつくしくて すばらしい。 あれも これも おいしい。 ごちそうさまでした。 わかりましたか。これが解答です。 南国植物園にゆきました。名前を覚えられない南国の花がいっぱいさいています。「君よ。知るや南のくに・・・・」って言うところです。退職者が移り住みたくなるのは当然ですね。 ハイビスカスが咲き盛り、日本の冬はサムイと思いこんでいた私にはショックでした。ガイドさんはイマドキの若い人です。掛け布団を知らないで「東京に行ったとき初めてそんなものがあるのを知ったんですよ」と話していました。 ここは掛け布団も綿入れも知らないでいられるところなんですよね。 |
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免税店と言うところ | 新しい形式のレストランでオドオド体験 | |
最後の夜です。「ユイレール・おもろばしで下車すると、新しく出来た大きな免税店ギャレリアにつながっていて、その3階にあるレストランが、大きくていい」と沖縄のドライバーが自慢げに教えてくれました。その薦めに従って、田舎者の老人二人がトコトコとユイレールででかけました。新しいのはいいけれど、ここは日本ではありませんでした。ブランド物に興味が全くない上に、買い物をする気もない田舎者の老人二人は目立ってしまいました。
こんなところ老人はダメですネ。沖縄を体験したいと思って行ったのに、内地の人だと言うことで、少しは沖縄の新しいイイトコを見せよう思ったのでしょう。沖縄の若い人はこんなところをシンセツに紹介してくれたのでしょうね。疲れました。たしかに東京にもあるようなモダーンで先端的な建築物ではありました。
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レストランは若い人むけの設定。凄く大きくて生き生きしていましたが、セルフサービス。耳を聾するばかりのレゲェミュージック?落ち着かないこと夥しい。でも入ったからにはと腹を決めて、硬いビフテキをたべ、生ハムのサラダとオリオンビール。最後の夜なのに少しかわいそうな時間を過ごしました。
******************************旅の印象はいろいろでしたが、延々とつづく米軍基地の有刺鉄線が印象に残りました。 日本の中でここだけが直接の戦争を体験し、多くの犠牲が出たところだということを改めて認識したのです。大変に深く重い傷を見せつけられている様な気持がして、うきうきした気分では過ごせませんでした。
ここも日本なのだと考えながら基地に沿う道をバスで通ったのでした。太い穂をたてたサトウキビ畑は、戦跡でもあります。北国の私にとって異国の印象でした。那覇に3泊したのですが、国際通りをはじめとして、賑やかさの中に内地とは少し異なる哀愁があったように思います。
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ゆいれーる・新年のお洒落 | |
何だかいそがしい三日間でしたが、午前中ゆっくり、ぼんやりして、近くのユイレールの駅から、那覇空港まで周辺の景色を眺めながら移動します。今日は何ということでしょう!素晴らしい好天です。
空港でチンスコウ・沖縄の代表的お菓子とロフティをお土産に買って沖縄とお別れです。
羽田から東京へ。東京ではお年玉を渡さなければならない一組と合いそのあとは日常生活に戻りました。
同じ日本ですから、ここは簡単に来ることが出来ると言うことを確認したのが一番よかった体験です。特にユイレールがお薦めです。
そしてウチナーグチ(沖縄弁)を幾つか覚え、テビチやミミガーがマーサン(美味しい)だったことも印象に残りました。いろいろと複雑でしたが、楽しかったです。
天候が悪かったのだけが心残りでした。
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シーサーの魔除け | ||
「この頃は東南アジアから同じ様なのが輸入されて安く売られているから、気をつけないと駄目なんですよ」と、お店の人が言いましたが、魔除けを売っているお店なのに魔除けにならないのでしょうか? これは沖縄の製品だという確かな証明書をつけてくれました。いずれにしろ私は違い棚に飾って魔除けのつもりにしています。 |
旅行の最後はオチが必要でしょう?これは沖縄のまよけにあたるシーサーの話はおまけです。
狛犬さんみたいですが、口を開けているのは幸せを吸い込んでくれるんですって・・。閉じているのは入ってきた幸せを逃さないんですってよ。
以前に来たときは赤い瓦屋根の家の上に、睨みを効かせてデーンと据えられているのを沢山見ましたが、今回はかなり進化(?)し、伝統的な民家が少なくなっていました。那覇近辺だったからでしょうか?
出かけるとき、上の孫(5年生)にお土産にシーサーを買ってきたらと言われました。デーンと屋根の上に飾る物だと思っていた私は、お断りしましたが、来てみると、こんなに可愛い(?)のが沢山売られていましたので、違い棚の上に飾ることにして買いました。
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