わ さ び  
     
 
 
 
     ワ サ ビ ・ 山 葵                     アブラナ科の多年生草本  
 

水芭蕉の群生地の近くに自生するワサビを摘んで水芭蕉を見に来た人々に、売っていました。

ワサビといっても、お寿司に使うワサビはこの根を卸して使うのですが、このあたりの自生のワサビは花共々に若い茎をさっと湯がいて、酒かすなどであえて食べるのです。お浸しにもします。
つーんと鼻に通り抜けるような辛さがあるお浸しで、大人向け、特にお酒の好きな方は好むのはご存じの通りです。
    
この群生地にはワサビの他に、クレソンも自生していました。土地の人々は日本の芹は好んで食べるのですが、昔はこのクレソンには見向きもしませんでした。探してみましたが、今年は見つけることが出来ませんでした。
 
 
これは日本の特産で、水の清い山間の渓流などを利用して、栽培されているのは周知のことです。

お刺身やお寿司にこれがなければ・・・と言うのが常識ですね。

アメリカの友だちが、日本料理店でお刺身をはじめて食べたとき、きれいだ思って、ワサビを一番先に口にして、飛び上がってしまったと言う話をしてくれました。

何でも食べ方が解らない時には、食べ方を訊かなければ駄目ですよと忠告しましたが、それよりも経験が一番身に沁みたでしょうね。