とくさ
 
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       とくさ・木賊・砥草

庭に沢山生えていて、小さい頃は鉛筆の芯を尖らせることが出来るよなどと使ってみたことがありましたが、本当に目立たない草でした。邪魔にもなりませんでしたが、気にもとめないと言う状態でした。

庭石の傍にぞっくりと生えていて、いつのまにかあちこちに子供や孫がぞだって殖えて来ています。

木賊色と言う緑色に黒みを帯びた色です。昔は襲と言う衣服の表は濃い青または萌葱色、裏は白だったそうです。主に老人用の色だと言う解説がついてます。今の老人はそんな色は使いませんね。晴れやかに若々しくがモットーですから・・・。
トクサ科の常緑シダ植物
 
山中の湿地などに生えますが、観賞用に庭にも植えられます。表面に縦の溝が細かくあって、ザラッとした感じで、爪や、木材などをみがくのに使う(使った)そうで、砥草の名がついています。

花を見るなんて言う気持はありませんでしたが、初夏に土筆のような花を天辺につけるのです。よく見ると可愛らしい花ですね。

若い木賊の色はすっきりとした緑ですが、やはり老成すると、良い色とは見えません。それにガザガサして乾いた感じ・・・・。人間と同じかナ?