どくだみ
 
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   ど く だ み ・ 十 薬  
 
  
大体に於いて嫌われる草ですけれど、この花は、よく見ると、可憐な、清楚な花をつけています。
花と言ってもこの白い花弁のようなものは総苞片というもので、花穂を包んでいるものなのですね。

抜いても抜いてもきりがない。諦めると、すぐに大変なはびこり状態になります。
栽培しなくとも、家庭薬草として使うには十二分ですけれど、庭いっぱいにはびこっては大変です。
 
 
ドクダミ科の多年生草本。

毒を矯めることからついた名前だとか・・・。これには多種の異論があるそうです。
 
生葉を火であぶり、腫れ物に貼る。葉の汁を虫さされに貼る。葉を日に干して煎じ薬として飲めば、利尿効果、便通をよくする、高血圧予防等々・・・・。
それに食べることも出来るそうです。加熱するとあの臭みがとれるそうですけれど、私はこれらの薬効を試したことはありません。全く無責任な人間ですね。