立葵
 
     
 
 
 
 
 
 
  た ち あ お い・立葵・花葵・蜀葵(しょっき)

何年来、わが家の庭にも植えたいと思いながら、友達も分けてくれると言いながら果たさぬまま、今年も華やかにあちこちで咲いています。

 この季節が来ると、友達を一寸恨めしく思いだします。こんなことって皆様もおありだと思いますが、私だけかしら?
 
花の色は白から真紅まで、豊富で八重咲きのものもあります。
種子、花、根、茎ともに漢方薬として用いられ、利尿、解熱作用があるそうです。
盛りは良いですけれど、終わった後はあまりきれいではありません。どなたですか、お前もソウだよなんておっしゃるのは・・・・。今日は少しフザケました。
 
 

   アオイ科

アオイ科はありますが、植物学上では単に「アオイ」と言う固有の種はないんだそうですね。
立葵は原産地はシリアのあたりで、中国から室町時代に渡来したもので、唐葵とも呼ばれます。
 
水戸黄門の印籠についていて、皆がひれ伏すあの徳川家の葵の紋は、双葉葵(加茂葵)の葉{美しく整った形です}を巴型に組み合わせたものなんですって・・。
 
万葉の時代にはアオイと言えば蔬菜の{冬アオイ}だったと言います。
そしてまたフユアオイとタチアオイはですが、フタバアオイはウマノスズクサ科なんですね。こんなことを知るとゴチャゴチャになってしまいます。髪の毛はもともとゴチャゴチャ状態の私ですが、中身まで影響をうけてしまいます。