しゃくやく      
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       しゃくやく・芍薬・えびすぐさ               キンポウゲ科の宿根草。

 「立てば芍薬坐れば牡丹、歩く姿は百合の花」
秋田県は美人の産地として知られています(例外はモチロンありますよ)が、小野小町の生まれ在所だとされています。
深草の少将のプロポーズをうけるについての条件として「芍薬をもって百夜通えば」と小町が言ったとか・・・。百夜目となった日に激しい雨で洪水が起きて、少将は流されてはかなくなったと言う伝説がありました。
秋田県湯沢市小野には御返事(おっぺじ)と言う地名があり、これにはこの伝説がかさねられています。
そして沢山の芍薬がこの里の名物として咲き盛り、その季節に「小町祭り」がおこなわれます。
品種が多くて、一重から八重咲き、蕊を楽しむもの手毬咲き等々・・・。西洋シャクヤクは日本からヨーロッパへ渡り、品種改良されたものだそうですヨ。
乾燥した根は煎じて、婦人病?に用いられ、筋肉の痙攣や腹痛、眩暈などにも用いられ、重要な漢方薬の一つです。
 
写真は全部わが家の庭の花です。
  牧野の図鑑によれば古い時代(?)に支那から渡来した、とあります。アジア大陸東北部原産。薬草として14世紀頃に入って来たと言う説もあります。 
別名にエビスグスリと言うのもあるそうですが、異国から来た薬草の意味でしょう。
貌佳草(かおよぐさ)と言う名もあるそうです。

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