秋海棠
 
     
 
 
 
   
 
     秋海棠・しゅうかいどう

この写真はわが荒れ庭の有様です。囲んだのは白ですが、私はピンクの方が好きです。花がどうしてもうつむいて写ってしまいます。露に濡れて頭を下げると、いよいよ色が美しく映えて大好きな花です。しめった日陰が好きな植物です。写真の下手なのは仕方がありません。この花はみな様よくご存じでしょうから、ご自分のイメージでよろしくお願い致します。
 
春に咲く海棠とよく似た感じの色の花が咲くので、秋海棠とよばれていますが、別名、異名は「八月春(はちがつしゅん)」「断腸草(だんちょうそう」だそうです。訳は知りません。
 
 


シュウカイドウ科の多年草。花は食べられるそうですが、食べる気にはなりませんね。
 
原産地は中国、日本には江戸時代、寛永の頃に渡来しました。雌雄同株ですが雌花は少ないとのことです。雄花は縦長の十字花のように見えますが花弁は二枚で小さく、大きく見える部分は萼片です。中心の黄色のヤクが花の色をひきたてています。雌は五弁で、三角錐形の子房をたらしています。