さんしょう
 
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      さんしょう・山椒・はじかみ                 ミカン科の落葉低木。

「みつみつし久米の子らが 垣下に植ゑし椒(はじかみ)口ひびく 我は忘れじ 撃ちてし止まむ」は軍国少女であった時代に、勢いこんで歌ったことがありました。これは古事記の歌謡です。生姜のこともハジカミと言いますが、生姜か入ってくる前は山椒がハジカミだったとか。さだかではありません。だからこの歌は山椒だと今は思っています。

ご存じの和風ハーブです。

若葉は木の芽和え、木の芽田楽、汁の香味にも
使いますし、わが家では郷土料理のミズタタキに必ず使います。

若い芽を沢山摘んでおいて、瓶に濡らしたキッチンペーパーと一緒に入れて、蓋をして冷蔵庫に保存すれば、かなりの長い間使えます。木につけたままだとすぐに大きく固くなりますので、こうしておくと和風ハーブを長く楽しめます。

 
   
 


ウナギの蒲焼きにも必ず山椒風味がつきますね。若葉のみどりがちょっと添えられると、粉山椒だけではない風情があります。わが家には3本の山椒の木があります。一本は大きくて沢山花をつけましたが、実はつけませんでした。変だなと思っていたら、これは雌雄異株だったんですね。
友達から小さい木を2本貰って植えましたら、こちらの1本が実をつけました。と、言うことでわが家の山椒は男2に対して女が1なんですね。仲良くやっています。