からすうり
 
     
 
メル友の平戸様の撮影した実です。
ポインターを載せて下から出るのは花です。
 
 
   
       からすうり・烏瓜
 
小さいときは、花よりもオレンジ色だったり、黄色だったりする実の方に心が行っていました。

食べられる実ではありませんが、幼い頃、祖母がしもやけの薬だと言っていたのを思い出します。
どういう使い方をしたのかは忘れましたが、しもやけの手の甲に、何だか塗りつけられたのを思い出します。

カラスウリの花は夕方に開いて朝には何となくぐったりしていて、私は花としてあまりよく見ていませんでした。よく見ると綺麗ですね。うす暗いところを好んでいるみたいで、妖しげにネットをつけた花です。レースと言ったほうがいいかも知れません。
 
ウリ科の蔓性多年草。

雌雄異株。わが家ではあちこちに蔓を絡めていますが実がならないのがあるのは雄株だからなんですね。

根からとった澱粉は、天花粉の材料になると言いますから有用植物なんですね。生薬の土瓜根(どかこん・変な名前ですね)として黄疸、利尿、催乳
剤として使われるんですってよ。

烏がこの実を啄むので、カラスウリと言うのだそうですが、烏のいっぱいいるこの辺りですけれど、啄んでいるのを見たことがありません。

短歌は花よりも実が題材になったものが多いです。