はこべ  
     
 
     
 
   
    はこべ・はこべら・繁縷                  ナデシコ科の越年草

春の七草のひとつであることは、皆様ご存じのことですが、本当に春一番に芽を出してくれます。小さな緑を祖母が飼っていた小鳥の餌として摘んで来たことを思い出します。あれは文鳥だったのでしょうか。十姉妹だったのでしょうか。幼いころの記憶はあやふやですが、つぼみをプツプツと言う感じに啄む小鳥を思い出しますやわらかな手触りがなつかしいです。さっと茹でて灰汁をとり、お浸しや和え物にしたりするとありますが、今では雑草としてしか見ませんね。よく見れば愛らしい花をつけています。、
 
道端や、畑などによく見られます。わが家では雑草の緑もいいなどと言っていますので、庭に一番先に芽吹いてくれます。喜んでいいのかどうか。
三月からずーっとはびこっていて小さな白い花をつけます。よく見れば、愛らしい花です。

青汁は火傷、ただれにつける薬。
充分乾燥させて、それを煎じて飲むと下痢や便秘にいいとあります。下痢と便秘は正反対の症状なのにどうしてでしょうか。
塩と混ぜて「ハコベ塩」として歯磨きに使ったともありました。今日的ではありませんね。