意識してふじ色の藤にしました。と、書き出してから、「ハテ、ふじ色ってどんな色?」と言う疑問にうち当たりました。
私の育った家では、白い藤が2本のしおじの木にからまり上がって、毎年長い花房を揺らしていましたから、「藤の花がさいたよ」と言うと、白い藤が目に浮かびます。母が死んだとき、父は
水揚げがわるいと言うこの白藤を、お酒を入れた水を使って、水揚げをして、祭壇の前に飾りました。その父も白藤の盛りの季節に亡くなりました。秋田では5月半ば過ぎです。
それはともかく、一般に藤i色は薄い紫なのではないでしょうか。辞書にはそう書いてあります。
山に咲いても、野に咲いても、庭園に咲いてもどこにでも相応しい姿をしていると思いますが如何でしょうか?