ザクロ
ザクロ科の落葉喬木
日本には平安時代に渡来したと言うことですが、秋に結ぶ球形の実はすっぱいですが、食べられます。種のまわりについた汁を食べると言えばいいのでしょうか。
友だちが家になる実石榴だと言って枝を切って持ってってきてくれましたが、形が面白いので食べないで飾って置きました。
形が面白いと言うのは言い訳で、日本のザクロはたべるには酸っぱ過ぎます。
ザクロ・ 柘榴・ 石榴
インド仏教の伝説で、人の子を取って食べる女神がいて、子供の代わりに血の味がするザクロを与えたと言うのがあります。これは鬼子母神のことだそうですね。
鬼子母神像が右手にザクロを持っているのはそのためで、子福と豊穣を願ったものだとか。
トルコへ行ったとき、ザクロのジュースがよく売られていて、健康にいいよと言うことでした。日本でもこの頃は売られていますね。
日本のザクロと西洋実ザクロは形も味も違いますね。グレナデンシロップはカクテルにも使われて美味しい。
スペインのグラナダの市の花がザクロでした。
市の名前がグレナデンから来ているのです。
ペルシャの安石国からの渡来と言うことで、安石榴。石榴と言われたのだとか・・・。
ペルシャ・インド方面の原産で枝に棘があり、幹の瘤があり、実のつく実ザクロと八重咲きの花ザクロがあります。
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