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ゆきのした


ユキノシタ科のユキノシタ 耐寒性常緑多年草。日陰の岩の上などに自生しています。庭の点景としても植えられます。わが家もそうなっています・・・。 観賞用には「ヒマラヤゆきのした」と言うのがこの頃よく見かけられます。 葉が大きくて花がピンクのもの。花の形が全く違います。花茎の先に5弁花が固まって咲きます。これはヨーロッパ・東アジア原産で、今は園芸種として栽培されているものが多いそうです。わが家のそれは今年は小さな花を少しだけつけました。大雪の所為だと思います。 古歌の中に見られる「雪の下」は雪の下草一般のことで、この種は見られないそうです。
ゆきのした・鴨足草・虎耳草 みみだれぐさ・きんざんそう           等 まぁ何と沢山の名前がありますこと!わけは知りません。ただユキノシタ科の植物はまことに多くて、紫陽花もその科に属しているんですってよ。ビックリ! 食用にもなり、塩漬けして花茶にするそうです。椀種にもするんですってよ。葉と茎はてんぷらにしたり、茹でて和え物にもすると書いてありますが、私は体験がありません。こんなに可愛い花を食べるなんて・・・。いつか食糧難の時代が来たら皆様ご利用下さい。少し苦みがあるそうです。普通の人は観賞用だと思っているはずですけれど。 年中生えていますから、いつでも食べられると言うわけです。

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