やいとばな・へくそかずら
アカネ科の蔓性多年草
アジア東部に生育していて、日本各地で山林や草地、藪などに自生していて一般的な草本です。
その名を覚えてからは、あちこちで見つけましたが、手を触れることはしないようにしています。
熟した果実はしもやけ、あかぎれ、ひびに効くとされていますけれど、今日これを必要とするような状態にならない生活をしていますから、臭い思いをしなくても済みます。
もし必要ならば、果実を細かく潰して、ハンドクリームにで
5倍程に薄めて、患部に塗りつけて包帯をするとありましたから、参考にして下さい。効果は知りませんよ。
やいとばな・へくそかずら
なんて変な名前なのでしょうか。30年ばかり前、ある会合で、塩原温泉へ行き、散歩をしたときに、名前を知らない私は、可愛らしい花だと思って摘んで帰りました。「あらそれは屁糞かずらよ」と聞いてびっくりしたのを思い出します。そんな風に言われて、試してみませんでしたが、葉や蔓を揉むとヒドイ臭いだそうです。
「やいと」なんて今の人は知らないでしょうね。お灸のことです。花の内面の色がお灸の跡に似ているからと言うことなのでしょう。
でも早乙女花だとか乙女蔓などと言う名もあるそうですよ。
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