てんなんしょう
サトイモ科。テンナンショウ属の総称
ウラシマソウ・ミミガタテンナンショウ・マムシグサ・ユキモチソウなどなど・・・。沢山の親戚がいるのです。そして水芭蕉・座禅草もこの属でした。
その一つの
むさしあぶみです。
これは仏炎苞が、昔、武蔵の国でつくられた鐙に似ていることからの命名だそうです。
てんなんしょう・天南星
写真は、あおまむしぐさ だと思います。葉の形が少し違うのですが、いずれにしろ天南星の種類であることは間違いなしですので、これを参考に写真を入れました。
山の湿った木の下辺りに生えるのが普通なのに、どうしてこんな処にと思うような場所・庭の塀際に生育していました。
晩秋、赤い実をタップリ苞のなかにつけました。今年は草だらけのわが家の庭隅にもう一本生育していました。増えたのをそのままにして置こうかどうしようか、考えてしまいます。
名前もよくないですし、決して美しいとは言えませんがたっぷりつけたこの赤い実はまた一つのアクセントですね。
多年性の有毒植物で種類が多く、日本にはそのうち30種があるそうです。
薄気味の悪い形ですが、その塊茎から、去痰、発汗などの漢方に用いられるそうです。
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