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すずかけのき

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スズカケノキ科の落葉高木 小アジア原産種、イギリス原産種、アメリカ原産種があるんだそうですが、私は区別は知りません。 明治初年頃移入したもので、「篠懸」の木と言う名前は修験者の懸ける「篠懸」のような実がなることからつけられたものだそうです。いまでは「鈴懸」とも書くようです。 雌雄同株で、新しい葉と一緒の頃に黄色い小さな花が咲くそうですが、樹高がある上に葉が大きくて、花を見たことはありません。写真のような実が下がる頃になって初めて気がついても、花は見られませんから、今度は気をつけてみようと思っています。
すずかけのき・篠懸の木 プラタナス・鈴懸 私の卒業した高等学校の同窓会の名前が「鈴懸同窓会」です。学校のまわりにスズカケの木が高く立っていて、木陰の草むらで四つ葉のクローバーを探したりした遠い日を想います。でもその木の本当の名前は「スズカケノキ」だったんですね。今頃になって気がついたのですが、その木も50年の歳月を経てすっかりなくなってしまったようです。 私の住む町の美術館の前に大木になった木があり、それを見る度に、昔を思い出します。

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