ラン科の多年性草本 花の形と名前がこれほどぴったりしているものはないのではないでしょうか？　 ラン科のなかでもミズトンボ属と言うのだそうですが、これは本州から九州の日当たりのよい湿原に自生している草本だとものの本にはありました。全国的に分布している種類だそうです。 このほかにサギソウと言う名をもつものや、チドリソウなどと言う名前のラン科の草本がありますが、このサギソウは、見ただけでサギソウだとわかる姿です。

さ　ぎ　そ　う　・　鷺　草 この頃ではあまり野性の鷺草をみることはないと思います。山野草のなかでも沢山の愛好者を持つ鷺草です。東京の世田谷区の花なんだそうですね。 姫路市の市の花でもあるそうです。 私のまわりでも鉢で大切に育てて、季節が来ると玄関に出して、みんなに見せることにしている方が多いです。そこで私もと言うことにはなりません。育てるのが難しいということですし、なかなか分けてあげると言って下さる方もいないのです。 涼しい花の形を見せて貰って「いいですねぇ」と褒めて、栽培している方の気分を良くして差し上げています。