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ラン・蘭


蘭はラン科の総称として… 毎年東京では世界蘭展が開かれて、その華やかな様子は田舎にまで聞こえて来ます。 ラン科の蘭(例えばシュンラン・エビネなど)がはっきり蘭として区別されたのは江戸時代頃からだそうです。その前は「らに」と言えば藤袴のことだったとか言います。混乱しますね。 最近は欧米種の栽培品種の温室栽培が盛んになって、日本の古来の蘭があまり見られなくなりましたが、鷺草なんか好きな方は大切に育てているようです。日本の蘭は華やかではありませんが、凛としています。 カトレア・シンビジューム・オンシジューム・デンドロビウム・オーキッドなどなど、それぞれが改良され(?)て、いよいよ華やかになって、季節感もなくなってしましました。 日本ではシュンランが主で、季節は春だったのでしょうけれど・・・・。
ラ ン ・ 蘭 長いつきあいの友達からメールがきました。 今冬の私の自慢は シンビジュームに沢山の花をつけさせたことです。春の植え替えが気に入ったのか 今冬の寒さが応援したのかわかりませんが。11本の花芽をつけ(内、一鉢は7本も付け。)全部で100輪以上。お上手な方も居られると思いますが こんなのは私は初めてですので 自慢に写真を添付させていただきます。(奥の君子蘭も小さいのに二芽目が顔を出しました。 その横の釣り糸もどきはミニの胡蝶蘭の花です。これは昨年も暮れから4月ごろまで釣り糸をたらしたように次々と先に花をつけました。) * * * * 私は返事を出しました。 なんと凄い丹精の花盛り…!あなたらしい心遣いで、やさしく育てたのでしょうね。私は何ともガラッパチですからこんな芸当は不可能と決めてしまっています。それに寒いし、わが家の古い日本住宅では、介護もままなりません。羨ましいかぎりです。悔しいと言うべきかもしれません * * * * わが家では庭の野性の小さな日本種のランが春になったら、自然に花をつけてくれるでしょう。

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