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のうぜんかずら


ノウゼンカズラ科の落葉樹 これは幹は蔓性でながく伸びて絡みつく添え木がないと立たないのです。幹は太いものでは7糎にもなるんだそうですけれど、独りでは立てないんです。 その上、節々から気根をだして、他のものに絡んでゆくんですってヨ。原産地は中国、私の家にもありますが、こちらでは関東の方の花に大分遅れて咲きます。 田舎ですから何もかも遅れるのもまたよいでしょう。
のうぜんかずら・凌霄花・紫蔵 昔、「アイセンカツラ」なんて言う上原謙,高峰三枝子の映画があったと記憶しております。それがこの花かと思っていた時期がありました。アイセンカツラなんて言うのはないんですね。確かないと思っていますがどうでしょうか? 若枝の先にこんな素敵な花を数個つけます。蔓性ですから花の着いている枝がゆらゆらと揺れて、瓔珞のようになるのできれいです。 有毒植物とされているが、俗説に過ぎないと、牧野博士は書いておられますが、どうでしょうか。

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