に ら
ユリ科の多年生草本
アジア原産で古く渡来した植物だそうですが、詳細はわからないとのことです。
濃い緑色の葉は線形で平べったく、全体に強い臭いがあります。特に春の葉は柔らかく香も高く、食卓のにぎわいになります。お料理は沢山あり、説明不要のような野菜ですが、この頃では緑だけではなく、金色のニラも現れています。
夏の終わり頃、葉の間から花茎を出して白い花を半球形につけます。蕾のうちに摘んで食べると独特の風味があります。
花のあとの実は漢方薬として用いられます。
ニラ・韮・ミラ・カミラ
古名はミラ・カミラなどと言うそうです。古い野菜ですが、古歌にはあまり出てきて居ないようです。
韮の畑は多年生ですから、あまり手がかかりませんが、たまに植え替えたりしないと、駄目みたいです。
当然のことでしょうが・・・。
庭の隅に育てて、夕食に使うからと言って包丁で柔らかい葉を刈って来ると言う手軽さでした。刈ったあとは成長が早くて、柔らかい時期には何回か刈り取ってきては食べたものでした。詳しい育て方は知りませんが、とても重宝・・・。
花はこんな風に愛らしく咲きますが、強い匂いは同じですので、花として花瓶にさすと言うわけにはいかないようです。
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