みそはぎ
ミソハギ科の多年草
庭の園芸花としては見られませんが、野原や山の裾など、少し湿り気のあるところならばどこにでも生える丈夫な草本です。仏前の花として栽培されてもいるのですね。
同属で同じような花をつけるエゾミソハギは日本だけでなく北半球一帯に広く分布しています。
食用として、葉は天ぷらにしたり、茹でて和え物にしたりするそうです。花はサラダにも使うとか、私は体験したことはありません。
花の終わったとき、全草を洗って乾かして煎じ薬として下痢止めになるとか書いてありましたが、今日では、使いませんヨネ。
みそはぎ・千屈奈菜・鼠尾草・水萩など
名前が変だと思っていましたが、これは禊萩(みそぎはぎ)がつまった形なのだそうですね。成程。
お盆の供花には欠かせない花で、これと女郎花と桔梗を私の所ではお墓参りに必ず持っていきます。どこにでも繁殖して咲く花なのですが、庭にはあまり植えられないように思います。我が家にもありませんので、お盆用の花や供え物を売る市がでる、12日になると、盆花を買うと言う習わしを嫁いで来て以来続けていますが、年によって、咲ききってしまっていたり、未だ咲かなかったりします。
とにかくこれが咲くと、秋だなと思う花ですネ。
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