トップページへ戻る
植物と短歌一覧へ戻る

メタセコイア

        

メタセコイア。ヒノキ科(またはスギ科) メタセコイア属の針葉樹。一属一種で和名は曙杉(アケボノスギ)とよばれている。 このメタセコイアの化石は日本各地で発見されていて、北半球の北極周辺に分布していたものとされています。
葉はモミのように細長く、長さは三センチ程度、羽状に対生し、春は新緑が美しく、。秋に赤茶色に紅葉した後、落葉します。高さ二十五米にも成長します。雌雄同株で、花期は春。雄花は総状花序、あるいは円錐花序となって枝から垂れ下がります。(左)。(右)は蕾。 結実して種を落とします。

常緑のセコイアに似た落葉種の植物が化石として見され、セコイアに「変わった」という意味の接頭語・メタをつけて、「メタセコイア」と命名され学会へ発表されたのだそうです。それまで発見されていた種と異なると考えメタセコイア属としました。

当初、「化石」として発見されたために絶滅した種とされていたのだそうですが、1945年中国の四川省で湖北省利川市)の「水杉(スイサ)」が同種と言うことで、化石だけでなく現存することが確認されたのだと言うことです。「生きていた化石なのですね。

その後、皇室がその挿し木と種子を譲り受け、全国各地の公園、並木道、校庭などに植えられて、一般的になりました。

アケボノスギと言う名前がすてきです。短歌は横山玲子様のホームページ「いのちの諸相」から転載させていただきました。

[上へ戻る]

トップページへ戻る
植物と短歌一覧へ戻る