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くちなし


アカネ科の常緑低木 静岡県以西の本州、四国、九州、沖縄などでは自生しているそうですね。 多くは庭木や切り花として栽培されていますが、この頃では手頃な鉢植えになって、部屋に香気を漂わせています。でも惜しむらくは、咲き終わった花は黄変して散らないで枝にくっついています。
くちなし・梔子・梔 写真は八重咲きの「花くちなし」です。流行歌にも歌われているあの甘い香りは遠くから気がつく程で、素晴らしい美女を想像させる雰囲気がありますね。 くちなしは「口無し」で開裂しない果実に基づくと言う説があります。八重咲きは実をつけませんが、一重の梔は黄橙色の実をつけ熟した実は、平安時代から染料として用いられたとあります。食品の色づけにも使われます。

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