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クサソテツ・コゴミ


コゴミはウラボシ科の羊歯です 葉は長さ一メートル程にもなり、蘇鉄の葉に似ていることからの命名です。私の地方では「コゴミ」と言います。 かがんでいることを「こごむ」と言うので、こんな風な名前でしょう。小さく丸く背をかがめているくらいの時に食べます。 *  *  *  *  * 行者ニンニク 山蒜。ユリ科 身体に良いと言うことで、栽培されるようになりましたが、以前には、このあたりではあまり食べませんでした。かなりきつい臭いがします。 こちらも天ぷらにしたり茹でたりして食べます。 臭いはありますが、くせはあまりありません。 短歌は見つけられませんでした。
草蘇鉄・こごみ 写真は、草蘇鉄です。まだ自然のものは雪の下にありますが、ハウス栽培で出荷されます。 いろいろな山菜がありますけれど、コゴミはあまりアクが強くないですから、茹でてクルミ和えにしたり、天ぷらにしたりして食べます。昔は春まで青い野菜を食べられませんでしたので、雪解けの山に萌え出す山菜は何でも嬉しくて、採りに行って、春をよろこんだのですね。 今はそんな季節感覚がなくなってしまいました。 草蘇鉄の短歌も食べ物としての作品ではありません。蘇鉄の葉のように育ったものが詠まれています。 蕗のとうから始まって、アザミ、アイコ(イラクサ)シドケ(モミジガサ)ホンナ(ヨブスマソウ)そして蕨に薇、ギボウシなどなど・・・・山暮らしの楽しみでもあります。 その内に、ここに載せることがあるかも知れません。乞・御期待。

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