トップページへ戻る
植物と短歌一覧へ戻る

く ろ も じ

ポインターを画像にあてて下さい


クスノキ科の落葉灌木 太い幹の樹皮は句緑色を帯びた黒色ですが、若い枝は緑色です。 葉に先立って淡い黄色の小さな花をつけます。冬景色から春になる嬉しさが、このような黄色の花に象徴されると思います。 考えて見ると春は黄色の花が多いですね。 水仙、連翹、蒲公英、蕗のとう、それから白、ピンクが はじまり、赤系統に変わる・・・。山茶花と椿は例外。 秋は桔梗、萩、ほととぎすなど紫系が多くなるなどと、私は勝手に決め込んでいます。
くろもじ・黒文字 わが家の庭にこの木を運んできてくれたのは、小鳥でしょう。植えた覚えがないのに育っていた一本。一米ぐらいに育っていたのを、何の木とも気にとめずにそのままにしていたら、5米くらいにまで成長しましたところで、黒文字と解ったのです。嬉しかったですよ。 お茶の席で、黒文字と言えば楊枝のことを指すくらいで、木部を折って見れば本当に上品な快い香気がします。 小鳥に感謝!です。雌雄異株だそうで、わが家のは雄なのでしょうか、実をつけません。いい男です。  

[上へ戻る]

トップページへ戻る
植物と短歌一覧へ戻る